サイゾーpremium  > インタビュー  > 【能條愛未】乃木坂46から演劇界になくてはならない存在へ

【拡大画像はグラビアギャラリーでご覧いただけます。】

――ハードスケジュールもなんのその。演劇界になくてはならない存在へと駆け上がる!

2109_0Z8A0965_520.jpeg
(写真/宮下祐介)

乃木坂46を2018年に卒業後、数々の舞台演劇に出演を続ける俳優・能條愛未。乃木坂46は演劇界で活躍する俳優を多く輩出するグループだが、その中でも彼女のフレキシブルな演技力や出演作の幅広さは際立っている。

そんな能條の芝居への志向は、すでに幼少期から芽生えていたという。

「本当にもう、物心ついた頃から、ミュージカルや舞台を見るのが大好きだったんですよね。自分自身も舞台に立つ人になるために、歌やダンス、芝居は小さいときから始めていて、気づいたらこの世界にいたという感じです」

自身のルーツを語る言葉からは、どこまでも舞台への愛着がにじむ。彼女は今年6月、つかこうへいの代表作を新演出で復刻した『新・熱海殺人事件』への出演を皮切りに、3カ月連続で異なる舞台へ立ち続けている真っ最中。ここまで立て込んだスケジュールはさすがに初めてとのことだが、「ありがたい忙しさが続いて、めちゃめちゃ幸せですね、今」と笑顔を見せる。

戸塚祥太(A.B.C-Z)、内博貴らと共演する8月の舞台『フォーティンブラス』(渋谷・シアターコクーン)では、初舞台でヒロイン役に抜擢されたバラエティタレント・刈谷ひろみ役を演じる。実際の能條とは芸能界での位置づけも大きく違うこの役に、彼女は痛快な魅力を感じているようだ。

「怖いもの知らずというか、共演する大スターに対してもビシッと言える、気の強い女の子の役です。普通、自分の立場や先々の仕事のことを考えたら、言いたくても言えないことってあるじゃないですか。でも、ひろみはそういうことを一切考えないで、皆が思っていることを代弁してブチ切れる。ある意味、すごく正義感が強い子ですよね。憧れというか、かっこいいなって思いながら演じています」

目の前の舞台出演に取り組みながら、翌月出演する舞台の台本にも目を通す日々。けれど、そのせわしなさこそ、彼女が望むものなのかもしれない。

「舞台以外の趣味や、興味を持っているものは何ですか? とたまに聞かれるんですけど、本当に思い当たらないくらい、舞台が大好きなんですよね。こんなに好きになれるものって、生きていてなかなか巡り会えるものじゃない。私がこの世界を目指した原点ですし、大切にしたい場所ですね」

【拡大画像はグラビアギャラリーでご覧いただけます。】

(文/香月孝史)
(写真/宮下祐介)
(ヘア&メイク/舩戸美咲)
(スタイリング/馳尾潤子)

能條愛未(のうじょう・あみ)
1994年、神奈川県生まれ。11年に16歳で乃木坂46の1期生として加入。18年に卒業後、ミュージカルを含む数々の舞台で俳優として活躍中。8月19日から29日まで、舞台「フォーティンブラス」(渋谷・シアターコクーン)に出演する。

[衣装協力] ワンピース/5万9800円 〈お問い合わせ先〉ADELLY(Office surprise)/03-6228-6477


Recommended by logly
サイゾープレミアム

2021年9月号

NEWS SOURCE