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小川彩佳『NEWS23』起用は「女子アナ」の終わりの始まり?

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1902_announcer.jpg『アナウンサーとして生きる (AERA Mook)』(朝日新聞出版)

 テレビ朝日では小川彩佳アナ、宇賀なつみアナ、TBSでは吉田明世アナ、宇垣美里アナらエースアナがこぞって退社し、両局は局アナ不足に悩まされそうだ。

 その一方で、テレ朝の『報道ステーション』は小川アナの降板後に同局OGの徳永有美がキャスターを務め、その小川アナは7月から『NEWS23』のメインキャスター起用が取り沙汰されている。

「これにはテレ朝、TBSの局アナたちからも、『なぜ自局のアナウンサーを使わないのか』との不満の声が漏れているようです。とりわけ、TBSは以前から自局のアナウンサーよりも草野満代、膳場貴子、雨宮塔子など知名度のあるフリーアナに看板番組を任せる傾向が目立ちます」(テレビ関係者)

 しかし、これはテレ朝、TBSだけではなく、テレビ界全体にとっても根が深い問題だという。民放プロデューサーが語る。

「昨今、局アナの退社が相次ぎ、フリーアナが飽和状態となっています。局アナ1人育てるのに、会社は莫大な育成・教育費を投入している。それでようやく1人前に育ったところで辞められるのであれば大損です。これまでは高額のフリーアナを起用するなら自局アナで安く済ませようとする傾向が強かったが、今やフリーアナの数が多すぎて、局アナの人件費よりも安く済ませることができる。それならば、もうアナウンス部を廃止して、人材育成は番組を委託するフリーアナ事務所に任せたほうがメリットも大きいわけです。かつてほど若手のスターアナも育っていませんし、近い将来、『女子アナ』はいなくなるかもしれませんよ」

「平成」と共に始まった「女子アナ」ブーム。新時代では違った形が生まれるのだろうか。

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