サイゾーpremium  > ニュース  > カルチャー  > 『ジョジョの奇妙な冒険』アニメ化で思い出される“あの国際問題”
ニュース
【サイゾー芸能ニュース】

『ジョジョの奇妙な冒険』アニメ化で思い出される“あの国際問題”

+お気に入りに追加
1806_giogio.jpg『ジョジョの奇妙な冒険 (48) (ジャンプ・コミックス)』(集英社)

 荒木飛呂彦氏の人気マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部「黄金の風」が10月にテレビアニメ化されることが、6月21日に明らかになった。第4部から2年後のイタリアを舞台に、ギャングスターを夢見る主人公のジョルノ・ジョバァーナの生き様が描かれる

 10月の放送開始に先立ち、7月5日にパリ、7日にロサンゼルスで第1話が先行上映されるプレミアイベントが開催されるという。

 日本のみならず、ワールドワイドな広がりを見せる『ジョジョ』だが、アニメ版で思い出されるのが、あの黒歴史だろう。サブカル誌のライターが明かす。

「2001年に制作されたOVA版の中に不適切な表現があったとして、原作出版元の集英社と、アニメを制作したA.P.P.P.がホームページ上で謝罪。当該DVDアニメと、原作の一部の出荷が停止となりました」

 問題となっているのは、ジョジョ3部OVA『ジョジョの奇妙な冒険 Adventure 6 -報復の霧-』の冒頭シーン。

「エジプトにいる悪役DIOが、イスラム教の聖典『コーラン』を手にしながら、部下に主人公たちの抹殺を命じるのです。原作にはこのシーンはなく、アラビア語の文章を探していたスタッフが、『コーラン』と知らずに転写してしまった。このDVDは07年頃から、アラビア語の字幕を付けた海賊版がネット上で流通。視聴者の1人が、問題の場面の静止画をサイトに投稿し、『コーランを読めば私たちの子どもも悪者になるという意味か』と批判したことで、さまざまなサイトに拡散していった。中には『このアニメを放映したテレビ局を爆破しろ』という過激な意見まであったといいます。イスラム教スンニ派教学の最高権威機関アズハルの宗教見解委員長アトラシュ師も『イスラム教に対する侮辱で受け入れられない』と非難する大騒動となりました」(同)

 シリーズで最も女性ファンが多いと言われる5部。きな臭い話は二度と起きて欲しくないが……。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2026年11月号

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界
    • 「沼化」するエンタメ業界
    • 膨らみ続けるグラビア市場
    • SNSがつくる「あなたの好み」
    • 映画界ハラスメントの実態
    • ゲーム実況者の高齢化問題
    • PS、ディスク販売廃止の衝撃
    • 私たちは「ドパガキ」なのか
    • AI時代の「生歌」の価値
    • 「ニコ生ホラー」とは何だったのか
    • テクノロジーが広げる学びの未来
    • AI時代のサイバー攻撃
    • リングを彩る美女たち
    • 〈Cosplay beauty〉もちむぎ

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 滝藤賢一、名バイプレイヤーの境地
    • 唯一無二の音楽家・水槽
    • 小八重葵美が得たもの

連載

    • [マルサの女]高橋凛
    • 神保哲生×宮台真司の「TALK ON DEMAND」
    • 萱野稔人と巡る「超・人間学」
    • ドクター苫米地に聞け!
    • 井川意高の天上夜想曲
    • 韮原祐介の匠たちの育成哲学
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • GROOVE SEQUENCE
    • 笹 公人×江森康之の「念力事報」
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」
    • 花くまゆうさく『カストリ漫報』
サイゾーパブリシティ