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ただの「ネタラッパー」なんかじゃない!

【SUSHIBOYS】「普通にカッコいいヒップホップは知的じゃない」片田舎で軽自動車を賛美するラッパーたちの実力

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――リサイクルショップでゲットしたアイテムでキメ込み、軽自動車や羊についてラップする――。そんなMVと楽曲が話題となっている3人組のSUSHIBOYS。地元である埼玉は越生で、彼らを直撃!

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(写真/杉本流星)

 昨年10月に1stアルバム『NIGIRI』を発表し、音楽ファンから注目を集めるSUSHIBOYSは、Farmhouseとサンテナ、Evidenceからなるラップ・グループだ。彼らの地元は、埼玉県入間郡の越生町。待ち合わせ場所のJR越生駅は、のどかな(郊外というより)田舎町にこぢんまりと立つ。都市の音楽というイメージが強いヒップホップとは、縁遠いような風景だ。彼らの歌もちょっとヘン。王道のヒップホップがランボルギーニについて歌うなら、こちらは「軽自動車」を賛美する、といった具合に。

 そんな3人は、リサイクルショップで掘り当てた古着を着て、MVにも登場する例の軽自動車に乗って現れた。メンバー同士は、Farmhouseを中心に、サンテナとは学生時代の同級生、Evidenceとは兄弟という関係性で、同じく兄弟のメンバーがいるスチャダラパーやPSGを思い出す人も多かろう。確かに、この3組はユーモラスなセンスも共通している。

Farmhouse(以下、F) 「ぶっちゃけ、普通にカッコいいヒップホップを作る自信もあるけど、それは知的じゃないし、面白くない」

 それが彼らの美学だ。ラップを始めた経緯も異色で、元は「うめTUBE」という名でYouTubeにコント風動画などを投稿していた。

F 「僕らの街は何もないので、友達と暇つぶしに携帯で動画を撮って遊んでたんです。ラップも、動画のネタとして、農業とラップを掛け合わせたら面白いんじゃないかと思ってやったのが始まり」

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