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第1特集
皇室メディアと宮内庁の対立【1】

メディアは、いつ、皇室報道で暴走したのか? 大喪の礼と雅子妃で変わった皇室報道の戦後70年史

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――女性週刊誌には、ほぼ毎号、必ずと言っていいほど皇室の記事が掲載される。事実、各編集部には皇室担当記者が配属され、日々、皇族の素顔をリポートしている。だが時に、行き過ぎた取材が問題視されることも少なくはない。本稿では週刊誌を中心とした皇室報道の歴史と宮内庁との対立を見ていきたい。

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■ミッチーブームを作ったプリンセス
皇后美智子

1934年、日清製粉勤務の正田英三郎・富美子夫妻の長女として誕生。聖心女子大学卒業。57年、軽井沢のテニスコートで皇太子(当時)と出会い、58年に婚約が内定。59年に結婚の儀が行われる。初の民間出身の皇太子妃であり「テニスコートの恋」として国民の熱い関心を呼んだ。89年に昭和天皇崩御により皇后となる。93年には自身を批判するマスコミ報道に心を痛めて失声症となったこともあった。美智子さまを頻繁に取り上げた「女性自身」の創刊は美智子妃内定の直後である。


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■ハーバード大卒、外務省勤務の才女
皇太子妃雅子

1963年、外交官の小和田恆・優美子夫妻の長女として誕生。ハーバード大学、東京大学で学び、87年に外務省に入省。86年スペインのエレナ王女の歓迎会で皇太子(現)と出会い、お妃候補と報じられるが、本人は強く否定していた。駐ロンドン勤務、外務省北米局北米二課などに勤めた後、皇太子妃に内定、93年に結婚の儀が行われるが、お世継ぎ問題や皇室のしきたりに悩んだといわれ、04年に適応障害と診断。現在もご公務は欠席が多く、これらを取り上げた批判的な記事も散見できる。


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■新しい皇室のプリンセス
佳子内親王

1994年、秋篠宮文仁親王と文仁親王妃紀子の第二女子として誕生。07年には東京都スケート連盟主催のフィギュアスケート大会で1位に。13年8月には米国でホームステイ。15年1月には友人と青山の会員制クラブラウンジも訪れた。14年に学習院大学文学部を中退して15年に国際基督教大学教養学部に入学。最近の報道では「好きな歌手は西野カナやAKB48」といった芸能を絡めたものから、ICUのOGで40代女性の英語家庭教師への直撃取材など、“なんでもあり”の様相を呈している。


「佳子さま旋風」とも言うべき風が、週刊誌をはじめとした各メディアに吹き荒れている。

「佳子さま ICUでの英語レベルは上から3番目」(女性セブン4月30日号)、「眩しすぎるシャネルのスーツ姿 佳子さまなんと美しい…」(FRIDAY3月20日号)、「佳子さまICU恋物語 ご両親譲りキャンパス愛のゆくえ」(週刊女性5月12・19合併号)など、佳子さま関連の記事がこの春は目白押しとなるほどのブームだ。

「とにかくなんでもいいから佳子さまのネタを取ってこいと言われている。今なら佳子さまが牛丼を食べても雑誌のトップ記事になるでしょうね」と、某週刊誌中堅記者が話すほどである。

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