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【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

"捨てられる"ジャニーズJr.の交際女性とソープで働く歌手のオンナ――這い上がる芸能人が女を捨てる時

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――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの"今昔物語"を語り尽くす!

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『ジャニーズJr.お宝フォト白書』(アールズ出版)

 その昔、克美しげる(故人)という歌手は、愛人だった女性を殺害した。理由はとても単純だった。

「歌手の仕事をしていく上で邪魔になった」

 殺した女の遺体を車のトランクに入れ羽田の駐車場に放置したまま札幌の仕事に出掛けたが、帰りに羽田空港で待ち受けていた捜査員に逮捕された。衝撃的なニュースだった。

 女性は克美のために尽くし、歌手として売れる前の克美を支えるためにソープ嬢にまでなっていた。克美も彼女の援助を受けるために、結婚式場で写真だけの式を挙げていた。

 著者は被害者の女性の実家を訪ねた。両親の恨みは尽きることなく、話し続けていたことを覚えている。小さい頃からのアルバムを広げながら娘の思い出を語る父親。話を挟む余地などなかった。音楽関係者が回顧する。

「どんな人にも消せない過去はあるが、一番足手まといになるのが異性関係。過去の話ならともかく、現在進行形は一番まずい。今も新人の子にはほとんど"付き合っている人はいるか"と質問する。正直に"いる"と言った子には別れるなり、しばらく会わないようにしてもらう。女性の場合、いることを隠して後でマスコミに暴かれるケースが多い。一番、困ることだけど、好きな人がいれば仕事の為にと別れられないのが人情。男は仕事と割り切って別れられるようだけど」

 芸能界は這い上がる場所である。どん底から芸能界を目指すのに必要なのは生活をどうするかが最大のテーマ。

「芸能界は学歴のいらない世界。昔は芸だけで上を目指す人で裕福な家庭はなかった。裕福な家庭だったら芸能界よりも家庭教師を付けても高学歴を目指す。芸能界入りを許すはずがない。今は時代が変わり、普通の家庭の子でも、親のほうが積極的に芸能界入りを薦める」(芸能プロ関係者)

 ジャニーズJr.の森田美勇人(18)の交際女性ポイ捨てが「週刊文春」によって明るみになった。二十代のA子さんの友人が告発テープを提供した。写真と克明なテープ音声等の動かぬ証拠は揃っている。妊娠・堕胎・さらに未成年の飲酒。森田の母親までも息子に加担して彼女を嚇すような言動も書かれている。驚愕の事実にもかかわらず事務所の対応もなければ他のメディアもこの報道を無視するかのように後追いしない。

「驚きの話です。これがジャニーズでなければ後追い報道をモットーとする新聞やワイドショーは報じるのでしょうが、ジャニーズでは黙っているしかない。相変わらず強いものには巻かれるだけ。弱い者イジメ体質は変わっていない。大々的に報じなければ、何事もなかったように過ぎていくだけで、なかったことにする」(テレビ関係者)

 ジャニーズ事務所も以前だったら、飲酒などで謹慎処分などがあったが、最近はこの手の報道を無視する傾向が強くなっている。

 芸能関係者がジャニーズのお家事情を話す。

「すでにデビューしているグループからJr.まで大勢のタレントを抱える同事務所は巨大化している。とてもひとりのタレントの私生活の管理までできない。といって、こうした事件を起こすたびに謹慎なりの処分を下せば、ひとつの前例になり今後も同じような事件を起こしたタレントは同じ処分にしなければならない。それこそキリがなくなり、続出すれば事務所のイメージも悪くなる」

 まさか克美のようなことを起こすことはないと思うが、今後の芸能界の課題になる。

「売れない頃に支えた女性を『出世の妨げ』とポイ捨てする傾向は昔から少なからずあった。でも、きれいな別れ方をしていたら告発されることはない。きれいな別れ方をしていなければ、尽くした男が自分を捨てた後、何事もなかったようにテレビに出ているのは許せない気持ちになるのは当たり前。"別れることを前提に付き合いなさい"と教育をする事務所もあるように、口説き方よりも別れ方のほうが大事。本当は一般女性よりも同じ芸能界の女性のほうが別れる時は都合がいいという話もある。ポイ捨てされたことを告発する女性芸能人はそういません」(某芸能プロ幹部)

 そういえば、かつてプレイボーイで鳴らした俳優の火野正平。何人もの女性と付き合っては別れを繰り返してきたが、誰ひとりとして火野の悪口を言う女性はいない。
 
 ふただ・かずひこ
芸能ジャーナリスト。テレビなどでコメンテーターとして活躍するかたわら、安室奈美恵の母顔が娘・奈美恵の生い立ちを綴った「約束」(扶桑社刊)、赤塚不二夫氏の単行本の出版プロデュースなども手がける。青山学院大学法学部卒業後、男性週刊誌を経て、女性誌「微笑」(祥伝社/廃刊)、写真誌「Emma」(文藝春秋/廃刊)の専属スタッフを経て、フリーとして独立。週刊誌やスポーツ新聞などで幅広く活躍する。現在は『おはようコールABC』(朝日放送)、『今日感テレビ』(RKB毎日放送)などにコメンテーターとして出演。


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