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インタビュー
映画『かぞくのくに』が問いかける問題提起

【安藤サクラ】「今でも思い出すと悔しい」国と民族と家族を描く映画で彼女が知ったこと

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──日本と北朝鮮に引き裂かれた家族を描いた映画『かぞくのくに』。主人公たる妹・リエ役を演じた安藤サクラに、本作から得たものをたずねた。

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(写真/植田一子)

 北朝鮮で暮らす兄・ソンホが、病気療養のため25年ぶりに日本へ帰ってくる。再会を果たす妹・リエと両親。大きく異なる環境で長い月日がたっている。それでも家族の絆は変わらずにいられるのか──。

 映画『かぞくのくに』は、在日コリアン2世の映画監督、ヤン・ヨンヒ初の劇作品だ。1970年代の帰国事業で“北”に渡った兄と、その妹である自身の体験を描いている。監督の分身たる妹・リエ役を演じたのが、若手演技派女優として脚光を浴びる安藤サクラ。86年に生まれ、北朝鮮と日本の関係が小康状態に落ち着いた時代に育った彼女にとって、本作で描かれた“国”の姿はどう見えたのか?

──本作のキャスティングは直接オファーだったそうですね。

安藤 あまり触れたことのないことだったので、ちょっと難しそうだなー、と最初は思ったんですよ。でも台本を読む前に『ディア・ピョンヤン』【06年/ヤン監督によるドキュメンタリー。自身の家族を題材に、北朝鮮でも撮影を敢行】を観て、政治や国の問題ってそりゃあ難しいことなのかもしれないけど、それよりも監督の家族がすっごい魅力的で。映画の中ではまた別の、どんな家族ができるかな、と思ってました。

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