サイゾーpremium  > インタビュー  > 【安藤サクラ】主演映画にかける思い
インタビュー
映画『かぞくのくに』が問いかける問題提起

【安藤サクラ】「今でも思い出すと悔しい」国と民族と家族を描く映画で彼女が知ったこと

+お気に入りに追加

──日本と北朝鮮に引き裂かれた家族を描いた映画『かぞくのくに』。主人公たる妹・リエ役を演じた安藤サクラに、本作から得たものをたずねた。

1208_andosakura.jpg
(写真/植田一子)

 北朝鮮で暮らす兄・ソンホが、病気療養のため25年ぶりに日本へ帰ってくる。再会を果たす妹・リエと両親。大きく異なる環境で長い月日がたっている。それでも家族の絆は変わらずにいられるのか──。

 映画『かぞくのくに』は、在日コリアン2世の映画監督、ヤン・ヨンヒ初の劇作品だ。1970年代の帰国事業で“北”に渡った兄と、その妹である自身の体験を描いている。監督の分身たる妹・リエ役を演じたのが、若手演技派女優として脚光を浴びる安藤サクラ。86年に生まれ、北朝鮮と日本の関係が小康状態に落ち着いた時代に育った彼女にとって、本作で描かれた“国”の姿はどう見えたのか?

──本作のキャスティングは直接オファーだったそうですね。

安藤 あまり触れたことのないことだったので、ちょっと難しそうだなー、と最初は思ったんですよ。でも台本を読む前に『ディア・ピョンヤン』【06年/ヤン監督によるドキュメンタリー。自身の家族を題材に、北朝鮮でも撮影を敢行】を観て、政治や国の問題ってそりゃあ難しいことなのかもしれないけど、それよりも監督の家族がすっごい魅力的で。映画の中ではまた別の、どんな家族ができるかな、と思ってました。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2021年10・11月号

伊織いお「パワフル&セクシー」

 伊織いお「パワフル&セクシー」
    • 【伊織いお】ボディメイクで鍛えた体!

(秘)読書案内

(秘)読書案内
    • 【YouTuber本】ヒット戦術
    • 【RYKEY DADDY DIRTY】ムショ読書
    • 【イスラム】を理解するための本
    • 尖端的すぎる【写真集】
    • 【フェティシズム】写真集の華麗なる変遷
    • 【スピリチュアル出版社】イチオシの本
    • 【エロ本】衰退史
    • エロ本業界の【歴史】がわかる参考文献
    • 【現代のエロマンガ家】の4冊
    • 【ヒップホップ文化】を学ぶ本
    • 17歳の【新鋭ラッパー】に聞く
    • 今流行りの【中国ミステリ】の世界
    • 占領下生まれのイビツなニッポン【図書館】

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 【マルサの女】高崎かなみ
    • 【高槻実穂】グラビア
    • 【藤木由貴】グラビア
    • 【グレイテストラウンドガール】プールパーティ
    • 【後藤直義】GHOST IN THE TECH
    • 【丸屋九兵衛】バンギン・ホモ・サピエンス
    • 【稲田豊史】オトメゴコロ乱読修行
    • 【萱野稔人】超・人間学
    • 【クロサカタツヤ】ネオ・ビジネス・マイニング
    • 【神保哲生×宮台真司】マル激 TALK ON DEMAND
    • 【辛酸なめ子】佳子様偏愛採取録
    • 【小原真史】の「写真時評」
    • 【笹 公人×江森康之】念力事報
    • 【田澤健一郎】体育会系LGBTQ
    • 【澤田晃宏】外国人まかせ
    • 【大石始】マツリ・フューチャリズム
    • 【AmamiyaMaako】スタジオはいります
    • 【DJ DARUMA(PKCZ(R))& JOMMY】BLACK PAGE
    • 【友清哲】ビールの怪人
    • 【西国分寺哀】大丈夫?マイ・フレンド
    • 【町山智浩】映画でわかるアメリカがわかる
    • 【更科修一郎】批評なんてやめときな?
    • 【花くまゆうさく】カストリ漫報