サイゾーpremium  > 限定  > 新時代・あらゆるコンテンツは「ニコニコ動...

「テレビなんか見ない」と言うわりには、やけに最近のテレビ番組に詳しい奴がいる。彼らが見ているのは「ニコ動」である。コンテンツへの接し方、楽しみ方が激変する現状をめぐって、ネット社会と著作権問題に詳しい白田秀彰氏にお話を伺った。

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白出秀彰氏。

──白田さんは著作権問題の第一人者として知られていますが、2011年の地上波デジタル化によって、テレビコンテンツと著作権の関係性はどのように変化すると考えていますか?

白田 コピーによる情報の拡散と共有を基本的な仕組みとするインターネットが、一般化して定着してしまった以上、コピー禁止を中心的な仕組みとする従来の著作権法は、実質的な効力を失うだろうと考えています。また私は、ここ60年ほど支配的なメディアであったテレビ放送は現在、その支配力を失いつつあるか、すでに失ったと考えています。ですから、私は、テレビコンテンツと著作権の問題について、真剣な議論をする実益があるのか、という点から懐疑的なのです。

──ネット時代は著作権の保護が難しいということですか?


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