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日本文学ヌレヌレ講座【5】

「噂の真相」元編集長・岡留安則が語る"あの作家たちのお盛ん下半身事情"

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 作品のエロさもいいけど、作家たちの実際の下半身事情はどうなの?というわけで、数多くの文壇スキャンダルをしつこく追ってきた「噂の真相」元編集長・岡留安則氏に、作家たちの下半身事情を聞いた。

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数々の文壇スクープをかっ飛ばし、関係者を戦々
恐々とさせてきた「噂の真相」。復刊は、もうない
のだろうか?

 作家の夜といえば、文壇バー。昔は、新宿・ゴールデン街にも文壇バーがあった。「まえだ」という伝説の店には、田中小実昌(故人)や野坂昭如がよく来ていた。野坂さんは女性客に「ねえちゃん、やらせろ」と、マジか冗談なのか、頼み込んでいた(笑)。逆に、女性にモテる五木寛之の口説き文句は、カッコよく「金沢の雪を見に行こうよ」(笑)。この違いは、作品の中の女性の描き方によく出ている。

 銀座で今も有名なのは、「数寄屋橋」。そこのホステスは、決して若くはないけど、文芸書の新作が出たら必ず読むような、ちょっとインテリ系の女性たち。作家たちも、そういう子たちに「新作おもしろかったです」なんて言われるとうれしいんだろうね。よく通ってくる。で、そうした話題をきっかけにして、その女性たちを口説くわけだ。


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