第3次「3Dブーム」が到来──でも、今回は一体なにが違うの? 知ってるようで知らない映像技術の世界

──ハリウッド大作からアダルトビデオまで、「3D」がブームとなっている。家電量販店にも3Dテレビが鎮座しているが、しかしまだまだ発展途上の分野。そこで、そもそも「3D映像」とはなんなのかを解説しつつ、魅力的な3D作品の魅力に迫りたい。

↑画像をクリックすると拡大します。(写真/チャニ・キム)

 2009年末に公開され、史上最高の世界興行収入約2280億円を叩き出した映画『アバター』などをきっかけに火がついた3Dブーム。11年に入っても、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』など、洋画を中心に3D大作が目白押しだ。片や家電メーカー各社は、3Dテレビの開発・販売競争に躍起。3D対応の携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」(任天堂)も鳴り物入りで市場に投入された。ブームが完全に定着するか否かは、業界と消費者の今年の動向次第、という状況だ。

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2024.4.30 UP DATE

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