サイゾーpremium  > 特集  > アダルト  > 【韓国映画】の強烈な濡れ場
第1特集
国策で国民をエロに釘付けに!

韓国の濡れ場は激しい!? ギリギリ攻められる理由

+お気に入りに追加

──いまや世界の映画・ドラマ市場を席巻している韓国の映像作品たち。さまざまな観点で評価を受けているわけだが、映画ファンの間ではそんな同国の映画の濡れ場が強烈だという見方があるという。映画ライターとして長く活動を続ける筆者が、強烈な濡れ場を描いた韓国映画を厳選して紹介する──。

2112_491758886_320.jpg
たしかになんともいえない色気漂うチョン・ドヨン。(GettyImagesより)

「韓国映画の濡れ場は強烈にエロい」──そんな話をよく聞く。基本的に日本のAVのようにモザイクはかからず、見えるか見えないかのギリギリを攻めてくるが、日本のそれよりも激しいものが多い。筆者が特にこれは見るべきと思った作品を、順に紹介していこう。

例えば『地獄まで90分』(2012年)では、それまでソフトなイケメン役が多かったチュ・サンウクが初の汚れ役に挑戦。CF製作者のサンヒ(サンウク)は仕事を餌に新人や若手女優を弄び、出世のためだけに財閥令嬢と結婚、その義母とも関係を持つどうしようもないクズだが、財閥グループの後継者になるための就任式前日にも娼婦ヘリ(チャン・ミイネ)とホテルで密会。ヘリの肉体に溺れながら「愛してる」といってしまったがためにサンヒは脅され、弄んだ女たちへの謝罪行脚をさせられる地獄のような90分(映画の上映時間も90分)を体験させられる。

そこでサンウクとミイネのベッドシーンだ。角度的に本当に挿入しているようにも見えるし、なにしろ腰の動きが凄まじい。邦画の濡れ場であんなに腰を振るシーンはまずないだろう。見えるか見えないかよりも、いやらしいよ!

ほかにもある。70年代、国際スポーツ誘致のために行われた南ソウル、江南開発を背景にした『江南ブルース』(15年)では、身寄りのない孤児2人がヤクザ者となり、政治家が暗躍する江南地域の地上げに巻き込まれていく骨太のアクションだがこれにも濡れ場もあり、人気アイドルグループ、AOAのソリョンとモデル出身のイ・ヨンドゥがこれまた激しい腰の動きなので、えぐすぎたせいかボカシを入れられてしまった。

上記2作はサスペンス、アクションのジャンルだが、そのままズバリ性愛がテーマの映画でも、なかなかにハードだ。

70代の大物詩人が小説家として成功して独立しようとする弟子の代わりに、世話係として雇った女子高生に惹かれていく『ウンギョ 青い蜜』(12年)では、純朴でとぼけたところのある少女ウンギョを演じたキム・ゴウンはなんと、本作がデビュー作。セクシーとかエロスから一番縁遠いところにいるようなゴウンに、男たちが翻弄されるという、露骨すぎる濡れ場に息を呑む。

さらに不倫がテーマの『ハッピーエンド』(99年)は、銀行をリストラされ就職活動もロクにせず家で昼ドラを見ている夫に、不満を募らせる妻のボラが大学時代の元彼と偶然再会。つい怠惰なセックスに溺れてしまう。ほんの遊びだったはずが元カレに執着され、夫にも不倫を知られてしまったことで、三角関係が崩れ出す。

ボラ役を演じたチョン・ドヨンはこの後、カンヌ映画祭で女優賞をとる演技派だが、ここで大胆にもほどがある濡れ場を披露。さすが演技派はベッドの上でも……などといいたくなる熱演で、タイトルからは想像もできない衝撃のクライマックスへと誘惑する。

このドヨン、別の作品でも『ハッピーエンド』もかくやの濡れ場を演じる。韓国映画で初のアカデミー賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』(19年)が影響を受けたと言われる『ハウスメイド』(10年)は、韓国の階級社会の現実を描いた作品。

友人と狭い部屋で貧しい暮らしをしているウニ役がまたまたドヨンで、上流階級のお屋敷に家政婦として雇われるが屋敷の主人フン(イ・ジョンジェ)と関係を持ってしまう。その結果、子を宿してしまうのだが主人は「生んでくれ」と何も考えていない適当な発言をし、主人の妻、母親から階段から突き落とされるといった虐待を受け、挙句は怪しげな薬を飲まされ寝ている間にお腹の胎児を取り出される!『ハッピーエンド』同様、観客を唖然とさせる結末で演技派は11年後も演技派だった!

さて『アトリエの春、昼下がりの裸婦』(14年)は、ベトナム戦争参加で揺れる69年の韓国を舞台に、難病に侵され創作意欲も失っていく彫刻家の男ジュングと妻の勧めで紹介されたモデルの女性ミンギョンとの淡い関係の物語。

ジュングは彼女との付き合いを通じ、残りわずかな人生に希望を見出し、死に別れた夫の友人に虐待され希望も見いだせないミンギョンは自分を責め続けていたが、ジュングによって幸せになっていいのだと思い直す。

ミンギョン役のイ・スヨンは本作が映画初主演で、裸婦像製作のため一糸まとわぬ裸体を晒すが、あまりに美しすぎて言葉を失う。激しい濡れ場はほとんどないが、美しさの中に仄かなエロスを感じさせている。

そしてなんといってもこの作品を取り上げなければならない。巨匠パク・チャヌクの問題作『お嬢さん』(16年)だ。

日本統治下の朝鮮半島で詐欺集団に育てられた孤児のスッキは日本人の華族、上月家に女中として入り込み、令嬢・秀子と詐欺集団の仲間である藤原伯爵を結びつけるように工作するよう命じられる。伯爵が上月家の遺産を手に入れればこの生活から抜け出せると思ったスッキは「日本人の女中・珠子」と偽って屋敷に潜入。伯爵の陰謀をサポートするのだが謎めいた秀子にスッキは翻弄され、伯爵に騙されようとしている秀子を不憫に思い、彼女に情愛の念を抱いていく。金持ちたちの変態じみた行為の数々に腰が引けるが、スッキ役のキム・テリ、秀子役のキム・ミニが結構達者に日本語を操るのだ。中盤でもっとも盛り上がる場面は官能小説の朗読をさせられるところで、子役が日本語で性器の名称をモロに口にする! 韓国語の字幕がわざわざ付くが、日本人のこっちは恥ずかしくてたまんないよ!

そしてコメディの濡れ場も露骨なのだ! 400万人以上が見たというエロバカコメディ『セックスイズゼロ』(02年)は、セックスの事で頭と股間がパンパンになっている大学生の物語。エアロビ部に所属する美女ウニョは学生たちの憧れだが、金持ちで頭も顔もいいが女癖だけが悪いという男に弄ばれ、堕胎させられる。こういうロクデナシになんで遊ばれちゃうの! ウニョを演じているハ・ジウォンはこの映画でギャラ4億ウォン(約4000万円)に達し、トップ女優の仲間入り。こんなエロバカ映画でモザイクがかからないギリギリのベッドシーンを演じて4億ウォンとは……。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2022年1・2月号

「中尾百希」アパレル経営者がグラビア挑戦!

「中尾百希」アパレル経営者がグラビア挑戦!
    • 【中尾百希】アパレル経営者グラビア!

NEWS SOURCE

連載