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第1特集
大麻合法化と処方ドラッグ問題【2】

MJ、プリンス、W・ヒューストン……処方薬の犠牲になったポップ・スターたち

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左上より時計回りにマイケル・ジャクソン、ホイットニー・ヒューストン、プリンス、リル・ピープ。

――“オーバードース(過剰摂取)”というと、ヘロインやコカインといった非合法のハード・ドラッグを連想するかもしれない。しかしアメリカでは医師によって合法的に処方された薬物の過剰摂取で死亡するケースが激増しており、ここ10年では超有名ミュージシャンの中毒死も世間に衝撃を与えた。

 まず、2009年6月に死亡したマイケル・ジャクソンの死因は、主治医から処方された睡眠導入のための麻酔薬プロポフォールと、ロラゼパム(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)の複合使用とされている。

 また、12年2月にホテルの浴槽で溺死したホイットニー・ヒューストンも、検視局は「動脈硬化性の心臓発作とコカインの使用が合わさった」と発表したが、その後、コカインをザナックス(ベンゾジアゼピン系抗不安薬)やロラゼパムなどと併用していた可能性が示された。さらに、16年4月に死亡したプリンスの遺体からは、「異常に高い濃度」のフェンタニル(オピオイド系鎮痛薬)が検出されている。

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