サイゾーpremium  > 連載  > 西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」  > 『西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」』【41】/【ダレノガレ】は突然に
連載
『西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」』【41】

英語力を気にする意外な一面にギャップ萌え――【ダレノガレ】は突然に

+お気に入りに追加

『ダレノガレ明美』

1812_P114_img001_200.jpg

日本テレビ系『行列のできる法律相談所』にて「ハリウッド女優を目指し渡米する」と発表したダレノガレ明美。その後、自身の英語力のなさを理由に断念したと報じられるも、本人は延期と主張。ただ、世間はそうは見てくれませんから~! 断念!!(波田陽区で)

 今年8月、「ハリウッド女優を目指して渡米する」と宣言したダレノガレ明美。来年にも活動の拠点を移すぐらいの言いっぷりだったが、そのわずか2カ月後「日本メガネベストドレッサー賞」の表彰式にて「英語が追いつかないから、5年後、10年後くらいになるかも」とあっさり撤回。その軽はずみな言動に世間も呆れ気味だ。ちなみに「賞もらうほどメガネかけてたっけ?」と思うかもれないが、今回はサングラス部門での受賞である。なんかそういうところは、すでにハリウッド女優っぽいからあなどれない。

 最近では、藤田ニコルが“おバカキャラ”から“お姉さんキャラ”への路線変更を進めており、おそらく彼女も同じ方向性を目指していたと思われる。しっとりとした、大人の雰囲気に変わりつつあったのは確かだ。そこでもうひとつハクをつける意味での「ハリウッド女優」だったのだろう。きっかけが映画『オーシャンズ8』を観てというのが少々バカっぽいが。まあ、若者が語る夢なんてのは、得てしてそんないい加減なものである。

 意外だったのが、そこまでカマしておいて「英語力を気にするんだ」といった慎重な面があったことだ。てっきり「話せないけどなんとかなるっしょ」みたいなノリかと思っていただけに、そのギャップにはいささか萌えた。そして、萌えたと同時に安心した。時に大衆は無謀な挑戦の末のサクセスストーリーを望むが、実際はかなりリスキーだからだ。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2025年8月号

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 小栗有以(AKB48・アイドル)──多忙な日々の中で心と身体の調和を保つ秘訣とは
    • 水道橋博士(お笑い芸人)──「うつ病」発症は国会の重責が原因ではなかった?
    • 3li¥en(アーティスト)──キャリアは浅くとも人間味がディープすぎるフライガール

連載

    • 【マルサの女】つんこ
    • 【丸屋九兵衛】バンギン・ホモ・サピエンス
    • 【井川意高】天上夜想曲
    • 【神保哲生×宮台真司】マル激 TALK ON DEMAND
    • 【萱野稔人】超・人間学
    • 【笹 公人×江森康之】念力事報
    • 【最終回】【AmamiyaMaako】スタジオはいります
    • 【Yoru】艶やかに躍動する 気韻生動の肉体美
    • 【韮原祐介】匠たちの育成哲学
    • 【辛酸なめ子】佳子様偏愛採取録
    • 【ドクター苫米地】僕たちは洗脳されてるんですか?
    • 【アンジェラ芽衣×梅本剛史】身長172センチの女性モデルが “あえて”ツナギを着てみた!
    • 【町山智浩】映画でわかるアメリカがわかる
    • 【花くまゆうさく】カストリ漫報
サイゾーパブリシティ