サイゾーpremium  > 特集  > 社会問題  > 【グラビアポエム】って誰が作ってるの?

――雑誌グラビアに載っているグラビアポエムに、あなたはお気づきだろうか? 正直、かわいい女の子のお尻やおっぱいだけで十分と思えるグラビアに、ありきたりなポエムが載るのはなぜか? 本稿では16年下半期のグラビアに掲載されたポエムを厳選し、一線級の歌人の方々に“やばい! グラビアポエム”を選評していただいた。

1703_poembks.jpg
『ポエムに万歳!』(新潮文庫)

「直視をはばかる画像と、それを眺める青年の劣情を詩的感興に似た場所にさせるためには、ポエムという、論理によらない、欲望と感情のレトリックがどうしても必要だからだ」

 本誌連載陣の小田嶋隆氏は、著書『ポエムに万歳!』(新潮文庫)で、グラビアポエムの必要性をこう分析している。

 紳士諸君が凝視するもぎたてセクシーなお乳のすぐ脇に、そっと文学的な香りを漂わせるテキスト。キャッチコピーというには少しイタイにおいが漂うこのテキストは、マンションポエムをはじめとするポエムに名前をつけるブームに乗って、「グラビアポエム」と呼ばれている。一見「無駄」にみえるこのポエム、実は70~80年代のグラドル黎明期から現在までの雑誌に掲載され続けているのだから、なにか「意味」があるはずだ。

 いったい誰が、どんなこだわりを持ってグラビアポエムを執筆しているのだろうか? かつて、「EX大衆」(双葉社)で、グラビアポエムを執筆していたライターの廣田恵介氏の証言を聞いてみよう。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年2月号

日本のタブー

日本のタブー

小阪有花、危険なエロス

小阪有花、危険なエロス
    • 元祖タブーグラドル【小阪有花】

インタビュー

連載

    • 【長澤茉里奈】ストロング系なんです。
    • 【犬童美乃梨】筋トレ女子、秘密の習慣
    • いとしの【戸田恵梨香】
    • 自由な【インターネット】は終わった
    • 一茂、良純【中年ジュニア】の時代が到来
    • 知られざる【北島三郎】まつり話
    • 【スタバ】を襲う謎のコーヒー起業家
    • 【Zapp】ロボット声の魔力
    • 町山智浩『運び屋』
    • 【ゴーン前会長逮捕】から考える社会の劣化
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子の「ドラッグ・フェミニズム」
    • 「念力事報」/憎みきれないハゲダルマ
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ研究所」
    • 【ちびまる子ちゃん】がその他大勢に与えた救済
    • 【スヌープドッグ】のローライダーを塗った男
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 不死鳥のごとく蘇った【天才ブルワー】
    • 【ゲイメディア史】群雄割拠時代の幕開け
    • 幽霊、呪われた平成と世直しの幻想。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』