サイゾーpremium  > 特集  > 本・マンガ  > 【棚橋弘至】"掟"を破ってファンのニーズに接近中
第1特集
プロレスラーに学ぶヤバイ本【1】

【棚橋弘至】のフォトブック大人気の理由!「新宿二丁目で手売りもしましょう!」

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――昨今のプロレスブームに乗って、出版業界もまた、レスラーたちに熱いまなざしを送ってきた。結果、ここ数年、レスラーたちの“自己啓発的”自叙伝が続々と発売されている。その破天荒な生き方でも注目を集めてきた彼らから、学べるものとは?

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(写真/江森康之)

――6月に発売された棚橋選手のフォトブックが「エロすぎてヤバイ!」とファンの間で話題です。女性目線を意識した露出が盛りだくさんで、これまでの、男くさいプロレスラーのグラビアのイメージを覆す、ものすごい本になっていますよね。その分、男性ファンを置き去りにしてしまったような気もしますが……。

棚橋弘至(以下、棚橋) いやいや、男性ファンを置き去りにしたつもりはないんですよ。今回は編集担当が女性の方で、彼女に引っ張られたといいますか。実は企画の段階では写真数も露出ももっと多くて、振り切った内容だったんです。これでも折衷案というか、控えめにはなっているんですけどね。

――これで控えめですか……。

棚橋 もちろん、思うところはあったんですよ。でもね、打ち合わせのときに、綾野剛さんの写真集を持ってきて、「こういうのを作りたいんです!」って言われて。そんなの、食いつきますよ(笑)。

――それで乗せられて「上半身裸エプロンで働く書店員」という、前衛的なシチュエーションの写真も生まれたんですね。

棚橋 あ、あれは僕のアイデアなんです。

――え! 自ら裸にエプロンを!?

棚橋 面白い本にしたかったんで、グラビアのページを減らす代わりに、前田慶次のコスプレページや、ファッションチェック、それと占いのページなんかも僕の要望として出したんです。

――よりレスラーらしからぬ方向の本に……。しかし、それが折衷案ということは、もっとハードな要求も?

棚橋 バスタオル1枚のカットとか、まさにですよね。これはプロレス誌などでは見せない姿ですから。中には、撮影後に“本当の意図”に気づいて「やられた!」と思ったカットもあります(苦笑)。

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