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第1特集
ブレーンのいいなりアベノミクス 真の黒幕は財務省【2】

海外メディアの批判的な論調も目立ち始めた 安倍政権の思想がわかる"ヤバイ"名言録

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(絵/カズモトトモミ)

[安倍政権の思想がわかる“ヤバイ” 迷言録1]
防衛・改憲編

[政権を支える人脈たち]
日本会議、創生「日本」、日本維新の会、新憲法制定議員同盟、新しい歴史教科書をつくる会、日本遺族会、英霊にこたえる会、靖国神社、日本教育再生機構

「権力があっても行使できない──それは、財産に権利はあるが、自分の自由にならない、というかつての“禁治産者”の規定に似ている。」
『新しい国へ 美しい国へ 完全版』(著者:安倍晋三)より

「保守本流の看板を掲げる安倍は、祖父・岸信介を引き合いにだし、ことあるごとに血統のよさと自主憲法制定論者としての正当性を主張してきた。6年前の首相就任時に出版した自著でも、“行使できない権利”として集団的自衛権をあげ、「禁治産者の規定に似ている」と語気を強める。

 意見表明は一事が万事こんな調子で、生きた政治家としての手腕や力を彷彿とさせるような記述は一切ない、上っ面なのである。そんなお坊ちゃん政治家は今、憲法改正を「大きな宿題」と位置付けた上で、在任中の改憲実現に意欲満々だ。

 仮にも一国を背負う人物がこれで大丈夫なのか? 海外メディアの批判的な論調も目立ってきた。英『エコノミスト』(2月5日号)が「閣僚19人の過半数が右翼団体の系列議員では外交上、過去の亡霊を閉じ込めるだけでも大変」と憤れば、「中・韓だけが、日本の新たな歴史修正主義の傾向を疑惑の目で見ているのではない。米国も東アジアで緊張を高めないかと恐れている」と独『シュピーゲル』(2月17日号)が応戦。安倍本人への酷評は収まる気配がない。

 日本の国益を損ねかねない“キケンな思想”を野放しにしていいものか。日本古来の伝統と愛国心に妄信する本書、オススメだ。

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(絵/カズモトトモミ)
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