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第1特集
カワイイだけじゃなくて、アレも必要!?

平野 綾だけじゃない!! 若手アイドル声優のウラ側

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 アイドル声優は息が長いだけに、堀江由衣(33)や田村ゆかり(33)など、ブレイク当時と変わらない(?)美貌を保っているとはいえ、アイドルと呼んでいいものか迷う年齢の声優が目立つ。または、人気があってもビジュアルが残念な女性声優も多く、一般的には「アイドル声優って、ちょっと微妙……」というような印象も。

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声優系タレント事務所、ミュージックレイン所属の戸松遥。激カワユス!!

 しかしここにきて、2006年にアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』で大ブレイクした平野綾(21)をはじめ、最近は演技力の高い若手アイドル声優が、続々と登場している。放送終了後も高い人気を誇る、軽音楽部の女子高生の日常を描いたアニメ『けいおん!』の主要キャスト[豊崎愛生(22)、日笠陽子(24)、佐藤聡美(23)、寿美菜子(17)]も例外ではない。彼女たちが歌う、『けいおん!』のオープニング・エンディング曲やキャラクターソングは、オリコン週間ランキングTOP5の常連で、ハロプロやAKB48など、一般の美少女アイドルをも凌ぐ勢いだ。

 外見的にも技術的にもレベルの高いアイドル声優が増えた理由を、声優業界関係者は次のように分析する。

「最近は声優志望者が増加しており、選抜される声優のレベルが上がっているのだと思います。それはビジュアル面においても同様で、声優プロダクション側もビジュアルを意識して選抜しているという印象を受けますね」

MEMOアイドル声優
古くはめぐ姉こと林原めぐみなどに端を発する、ルックスもウリにするタレント声優のこと。オタク産業の隆盛と共に、平野綾など一般のアイドル並みの人気を獲得する者も出現するに到っている。

 そんな中、人気美少女アイドル声優を有し、躍進しているのが、05年設立の新鋭声優事務所「ミュージックレイン」だ。同社には『けいおん!』の豊崎と寿のほか、高垣彩陽(23)、"ポスト平野綾"との呼び声も高い戸松遥(19)の4人が所属している。今や、新作アニメのキャスト情報を見れば、必ず彼女たちの名前があると言っても過言ではないほどのフィーバーぶりだ。

 特に戸松は、あの長澤まさみを輩出した東宝芸能の「シンデレラオーディション」(06年)で最終選考に残ったほどの美貌とスタイルの持ち主。ヒロインの非処女騒動でオタクたちを失望させた『かんなぎ』のヒロイン・ナギ役をはじめ、デビュー3年目にして10本以上のアニメで主要キャラクターを演じるほどの実力も兼ね備えている。ただ同社が、アニメを中心とした映像・ソフト制作会社「アニプレックス」と同様、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の100%子会社であることから、ネット上では、「SMEのコネクションを利用して、主役級のキャスティングに所属声優をネジ込む迷惑事務所!」など、事務所に対するアンチの声がちらほら。しかし、戸松ら所属声優個人に対しては実力を評価する声があり、業界内でも高く評価されているようだ。

「彼女たちは、アイドル声優に必要な歌唱力・演技力、そして重要なトークスキルを身につけています。今は若手女性声優の数が多く、淘汰される時代なので、歌唱力と演技力だけでは、正直、ブレイクできませんからね。デビュー当初からラジオパーソナリティーを務めるなど、トークスキルを磨きつつ自分のキャラをファンに定着させて、地道に布石を打ってきたんです」(アニメライター)

 インターネットの普及で、声優系のWEBラジオが全盛期の現在、アイドル声優にとって、トークスキルとキャラの位置づけはかなり重要なのだとか。

 『マクロスF』のランカー・リー役で大ブレイクした中島愛のように、新人女優やパッとしない女性タレント・歌手がブレイクのきっかけをつかむため、鳴りもの入りで声優デビューするケースもあるが、"一発屋声優"と化してしまうことが少なくない。やはり、これだけ声優市場が成熟すると、芸能界同様、若くてカワイイだけじゃやっていけないようだ。

(小石川光希)


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