「月刊ガンダムエース」──ガンダムの常識を覆す革命的なギャグ&パロディ

──興味のない人にとってはあまり触れる機会の少ない、趣味専門マンガ誌の世界。しかし、そこには多くのファンたちに支えられた市場が確かにあり、そこで活躍するカリスマ作家も存在するのだ。ここでは、7分野の専門マンガ誌の編集長に、各方面における注目の作家を聞いてみた。

「月刊ガンダムエース」

平尾知也編集長
ガンダムの常識を覆す革命的なギャグ&パロディ
角川書店/毎月26日発売/580円/発行部数30万部/アニメのコミカライズや、サイドストーリーはもちろん、オリジナル小説なども掲載されているガンダム総合専門誌。

「月刊ガンダムエース」はそもそも、安彦良和先生の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を連載するために立ち上げた雑誌なんです。安彦先生といえばもちろん、アニメ『機動戦士ガンダム』でキャラクターデザインやアニメーションディレクターを務めた主要スタッフのひとり。だから本誌のカリスマ作家といえば、まず第一に安彦先生。単行本がすでに累計900万部を売り上げていることからも、その人気の高さがうかがえます。なお、『THE ORIGIN』に次ぐ人気を誇っているのが、大和田秀樹先生の『機動戦士ガンダムさん』。これはいわゆるガンダムのパロディマンガで、第1号から連載されているのですが、僕はある意味ガンダムマンガ界に革命をもたらした作品だと思っています。

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