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第1特集
地方政経雑誌のジャーナリズム【2】

「財界」という冠は同じでも、それぞれに関係性はない!?――ヤバすぎるローカル政経雑誌8選

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――こちらでは、前記事で触れた雪国のヤバい政経雑誌を紹介していく。

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元知事・米山隆一氏も酷評された
【1】「財界にいがた」

発行元:財界にいがた
販売拠点:新潟県
創刊年:1989年
値段:定価650円

「財界」と名を冠する雑誌の中では、後発の部類。毎号巻頭ページでは地元の政財界のパーティの模様を写真付きで紹介。新潟出身つながりなのか、一般社団法人ホワイトハンズ代表の坂爪真吾氏が連載を持っている。また、政財界には強いが、芸能はあまり興味がないのか「ピーエル瀧」という誤植があったり、NGT48メンバーに対する暴行事件もあまり追っていなかった模様。

政治家から女子高生まですべて標的に!
【2】「北陸政界」

発行元:北陸政界社
販売拠点:福井県
創刊年:1952年
値段:定価500円

年4回発行。「週刊文春」(文藝春秋)や「週刊新潮」(新潮社)よりも前に存在しており、ホームページでは「創刊以来、権威、権力を標的とし、本音で勝負してきた正統派の政界雑誌」を標榜している。巻頭の企画は現職の首長たちの誉め殺しグラビアであり、また土地柄的に稲田朋美、高木毅、山本拓、山崎正昭などの国会議員が取り上げられることが多い。

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