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写真時評~モンタージュ 現在×過去~

マッカーサーと昭和天皇(2)

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マッカーサーと昭和天皇の会見写真。(ジェターノ・フェーレイス撮影/1945年9月27日/マッカーサー記念館蔵)

 戦前、戦後を通じて数々のカメラの前に立ってきた昭和天皇のもっとも有名な写真は、おそらく連合国軍総司令部(以下、GHQ)のダグラス・マッカーサー最高司令官との会見写真ではないだろうか。この歴史的な写真が撮影されたのは、ミズーリ号艦上での降伏文書調印式から25日後の1945年9月27日。昭和天皇がマッカーサーと会見するために東京・赤坂の米国大使館を訪問した際のものだ。

 この日、マッカーサー付きのカメラマン、ジェターノ・フェーレイスによって応接間で撮影されたツーショット写真は、全部で3枚。このうちの1枚が、訪問を報じるアメリカの新聞で先に掲載された後、翌々日の朝刊各紙の1面を飾った。当時、新聞を目にした日本の文化人たちの憤慨や悲哀の言葉は、枚挙にいとまがないが、なかでも広島で負傷者の撮影を行っていたカメラマンの菊池俊吉の言葉は、とりわけ興味深い。

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