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第1特集
マンガ業界噂の真相9連発【5】

実写とアニメの描写に差異アリ!? 原作レイプを打ち破る映像版『寄生獣』バトル

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――昨年、同時期に発表となったマンガ『寄生獣』のアニメ化と実写映画化。共に話題を振りまいているが、実はこの両者、制作チームがまったく異なるようだ。

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(我喜屋位瑳務/絵)

 原作の発表から約20年が経過した現在でも、色褪せない名作として知られる『寄生獣』。2005年にアメリカの配給会社・ニューラインシネマが原作権を手にし、ハリウッドで公開される予定だったが、お蔵入り。最終的に国内最大手の東宝が13年に映画化権を獲得した。同年11月に実写映画版とアニメ版(日本テレビ)の公開が正式にアナウンスされ、映画版の主要キャストも発表となったが、まずはそこで一悶着があったという。

「主役級である寄生獣のミギーの声優が、映画・アニメ版共になかなか発表されなかったことが、熱心なファンをやきもきさせましたが、先にアニメ版のミギーの声優が平野綾というニュースが出て、原作ファンは『イメージと違う!』と落胆。しかし、ふたを開けてみると、思いのほか、平野のミギーには好意的な声が寄せられていましたね」(映画ライター)

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