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お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"──高須基仁 の「全摘」 No.25

かつて私を徹底的に排除した東スポと復縁し、 格闘技イベント、林葉直子 ヘアヌードと、どんどん行くぞ!

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──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

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林葉とは何年も連絡を取ってないが、あの頃これほど美しかった彼女を、写真集として勝手に復活させるというのが、私流の彼女へのオマージュであり、ラブレターである。林葉の生きざまが詰まった写真群を、ぜひ見てほしい。

「東京スポーツ」は、1990年代のヘアヌード黎明期以来、常に私と一緒に歩んできた。当時は、坂本文化部長(現・法務室長)と兵隊・平鍋(現・文化部長)の二人三脚で、エロとスキャンダル、社会と芸能の裏面を主に扱う誌面だった。平鍋は私の担当として、私をバックアップしてくれた。

 07年、江幡幸伸氏が東スポの社長に就任した。以来、東スポから私の存在は消された。理由はよくわからない。伝え聞く情報から、江幡氏が「東スポを、毎朝読のような恥ずかしくない新聞にしたい」と公言していたことは知っていた。そのスケープゴートになったのが、エロス、スキャンダル、飛ばしで名を馳せていた私というわけだ。高須への取材はNG、写真、名前も一切を載せるなとお達しがあったという。エロス20余年の歴史の中、東スポから排除されるなんて考えもしなかった。

 ところが、今年に入り、拙著『全部摘出 ゼンテキ』(展望社)に始まり、私が主催するアマチュア総合格闘技「ターミネーター2014 vol・1」、プロデュースした林葉直子のヘアヌード写真集について、文化面および格闘面で私を扱いだすようになった。おそらく昨年6月、社長が交代となり、臭いものに蓋をしたがる江幡氏という“蓋閉め役”がなくなったのだろう。

「ターミネーター」に至っては、4月24日、いきなり1面での掲載となった。8月3日にディファ有明で全35試合を開催することが決定した瞬間、平鍋文化部長は、「スクープ 清原氏 格闘技出撃」「8・3旗揚げ戦!!猪瀬氏も呼ぶ」「仕掛人・高須基仁氏ブチ上げた」と大きな見出しを付けて報じた。さらに、猪瀬直樹氏、田母神俊雄氏、やくみつる氏、森永卓郎氏など、私の周辺者らが駆けつけ、リングでトークバトルを繰り広げる予定であること、清原和博氏に至ってはアームレスリングへの出場や、薬物使用疑惑を報じた「週刊文春」の編集長とのトークバトルの計画があることを記事に盛り込んだ。この飛ばしっぷり、ありがたいことだ。

「ターミネーター」を主催するに至った背景には、昨今、地下格闘技に会場を貸さないという社会的事情が絡んでいる。地下格闘技のバックは半グレ、あるいはやくざに近いということで、ほとんどの会場で開催不可能となり、結果、場外乱闘が拡大していった。昨年9月に起きた前田日明氏のアウトサイダー大阪事件がその代表例。大阪で行われた前田氏の格闘技イベント「アウトサイダー」に、別の格闘技団体の関係者が乱入して妨害し、逮捕されたのだ。

 私は、あまたの地下格闘技のリングの上に立ち、「喧嘩上等・ルール通り戦え・試合が終わったらノーサイド」、この3つを言い続けてきた。それが骨折り損になっている。

「会場を地下格闘技には貸さないというが、高須基仁ならどうだ?」と大手会場に確認したら、「高須さんなら貸しますよ」と言う。ならばやるしかない。35試合、東京から名古屋までの不良、ストリートファイターが一堂に会する。

「ターミネーター」とは、直訳すると「終わらせるもの」。これまでの地下格闘技を終わらせ、新しく立ち上げるにふさわしい名称だ。ルールも選手もすべて刷新する。終わりが、始まりである。敵対する勢力もあり賛否両論だが、独立独歩で断固として開催する!

 東スポはこれを1面で扱ったということは、バックアップするということだよな? おもちゃ箱をひっくり返したようなカオスの中の激突、激戦。私はおもちゃ箱をひっくり返すのが好きだ。なぜなら、もともとおもちゃ屋だからだ!

 もうひとつ、東スポが扱った林葉直子の件。林葉は2月に中央公論新社から『遺言|最後の食卓』というエッセイを出版し、アルコールによる重度の肝硬変を患っていることを明かした。この『遺言』、読んでみたら、01年に私がプロデュースしたエッセイ『罪』(モッツ出版)の焼き直しだった。これを「遺言」と呼ぶなら、肉体の遺言を出すべきだ。そう思い、『罪』と同時にプロデュースした、ヘアヌード写真集『罰』(同)を再編集し、無修整未公開カットを新たに収録して『罪と罰』と題して、林葉サイドには無断で緊急出版した。デザインは、大手写真週刊誌のグラビアを手がけるデザインチームが総力を挙げて取り組んでくれた。これは、いわば”肉体の遺言”である。

 私はターミネーターだ。これで彼女をおしまいにする。林葉との体の関係は、心以上にあった。すべての“関係者”のひとりとして、林葉へ最後のオマージュを捧げる。誰にも文句は言わせない。“関係者”のみなさん、何か文句があればいつでもいらっしゃい!

【今月の懺悔】
私の周りにいた女は、私から離れるとみんな不幸になる。私はどうあれ生きている。「憎まれっ子世にはばかる」という言葉があるが、それは私のこと。はばかって何が悪い。“憎まれっ子”は、孤高の生き方のひとつである。

たかす・もとじ
90年代以降、出版プロデューサーとして、ヘアヌード写真集ブームを仕掛けたり、スキャンダルの渦中の人物に告白本を書かせたりするなど、ギョーカイの裏で暗躍。元学生闘士で、現在は多数の媒体で言論活動を展開している。

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