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第1特集
ルーツは江戸のワカメ酒!? エロくて長~い女体盛りの歴史【2】

サイゾー編集部が勝手に分析!「女体盛り」を成立せしめる6要素とは?

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――サイゾー編集部が、「女体盛り」なる存在をこの世界に成立させている6要素を、ギリシア哲学ばりに還元主義的に勝手に分析!

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『科学の女体盛り』(ぶんか社)

女体を食す瞬間の愉悦
【1】タブー破りの快感
いまもって女体盛りが男のロマンたるゆえんは、女体盛りそのものがタブーであるからにほかならない。性欲のもとに食欲を満たす背徳感、女性の体を皿に見立てる凌辱感、何よりカニバリズムにも通ずる禁忌――。そのすべてがタブーであり、一線を越えた瞬間の快感は強くなるのである。

食と性は同根なり
【2】東洋的神秘主義思想
かつて中国には、人肉を身体に取り込むことで生命力を得るといった考えがあったといわれる。女子どもの肉や殺害した敵軍兵士の肉を食べたとの伝承も。この思想は、男性の精液や女性の膣液が薬となる、セックスが健康や長寿につながる、などの考え方にも派生。女体盛りの根底に流れると思われる神秘思想である。

は~♪カッポレカッポレ
【3】遊里のお座敷芸
行為としての女体盛りの源流は、江戸時代から脈々と受け継がれるお座敷芸にある。足を閉じた女性の股間に酒を注いで飲む「ワカメ酒」、女性器でバナナやゆで卵を割る「花電車」など、かつては花街の遊女となじみ客だけの秘された文化だったのだ。

24時間戦うために
【4】サラリーマンの宴会
今の形の女体盛りが誕生したとされる高度経済成長期、その盛り上がりを支えたのはサラリーマンの欲望だった。会社の慰安旅行で赴いた温泉地で振る舞われる女体盛りは、さぞかしサラリーマンの食欲と性欲を刺激したことだろう。女体盛りの歴史は、浴衣姿のメガネオヤジによる乱痴気騒ぎと共にある。

エキゾチッッック、ジャペ~ン
【5】オリエンタリズム
90年代頃から女体盛りは「ニンジャ」「ハラキリ」「ゲイシャ」のごとく東洋の神秘として海外に受容され、「nyotaimori」「body sushi」として定着しつつある。女体盛りは、サイード的なオリエンタリズムの象徴として、西洋から見た“異質な日本”ファンタジーの本質として受け止められてきたのである。

悲しき熱帯、悲しき女体
【6】女という貨幣
レヴィ=ストロースが語った通り、原始共産制の世から変わらず、女は部族間で交換される商品=貨幣であった。グローバルに受容される中で、古くて新しい女の商品価値を示した女体盛りは、アメリカの下着姿の女性アメフト「ランジェリー・ボウル」やオーストラリアのトップレス美容室と並び、女がいまだ貨幣として流通し続ける証しなのだ。

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