連載
キングオブコメディ・高橋健一とアイドルライター・小明の「卑屈の国の格言録」第12回

小明は本当はエロの道に行きたかった!? キンコメ高橋のセクハラが炸裂!!

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どんなに立派なお言葉も、決して素直に受け取らない卑屈家が2人。そのこじれた思考に、偉人たちの格言を浴びせてみると……?

今月の格言

危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。

岡本太郎(おかもと・たろう)
1911年、神奈川県生まれ。「太陽の塔」「明日の神話」など、絵画・立体を問わず数々の作品を遺した芸術家。96年没。

 今回は岡本太郎さんの「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。」という格言です! 私、岡本太郎さん好きなもんで、記念館も行きましたよ。芸術は爆発だ!

 あのね、僕ひとつ法則を見つけたんです。「必ず」とか「絶対」って入っている格言は大体なんか言いたくなる。そもそもこれは、岡本太郎さんのみに適応する言葉なのか、それとも、誰にでもなのか。後者の場合は冒頭に「人はみな~」をつけて欲しい。『銀河鉄道999』のナレーションのように。

 はあ。

 単純に揚げ足をとるなら、僕は先ほど駅から来たけど、そのホームから線路に飛び込んだら危険でしょ? 「危険だから、行きたい道だ」って言われたら、今ごろ、身体バラバラになってますよね。常に「僕は死にません!」状態を繰り返すわけだから、どんな武田鉄矢でもいつか激突しますし。

 岡本さんもそんなところまでは見越していないと思いますよ! やっぱり、芸術家として生きるのは危険だけど、それが一番やりたいことだったってことですよね。

 岡本さんの選ぶ道なら、わかる気がする。芸術家って、危険な道だろうし。

 私から見たら、芸人さんも芸術家と同じくらい危ないですよ。保証もないし収入も安定しないし、10年やってもまだ若手と呼ばれて、売れないままに彼女が妊娠して……って、そういう世界でしょ?鈴木おさむさんの『芸人交換日記』(太田出版)で読んだもん。

 確かにいい歳してワタシ、全然安定してないし。

 だいたいアラサーぐらいで、ふるいにかけられたように減るじゃないですか。そう考えるとパーケンさんってすごいですよね。

 僕は40代だけど、相方が30代だから。相方は腕力があるからふるいに掴まってるけど、こっちは、たまたま服の端が引っかかってブラブラしてる状態。そもそも、僕が芸人になったのが26歳の時で、遅く始めてるから、そういった意味では、より危険な道なのかも。

 でも、行きたい道だったんですよね……! なんか今回は美しい話になりそうですね!

 小明ちゃんが思う、危険だけどやりたいことってなんですか?

 水をギリギリまで入れたコップを持って、どうしよう、ちょっと一回置こうかな、このまま持ってっちゃえるかな、みたいな。

 例えが平和すぎてわかりにくいよ。何それ。もっと豪勢に例えてよ。

 だって私、そこそこ安全圏を歩いてきちゃったんですよ。枕営業に誘われたこともないし、AV業界から声がかかることもないし。

 前も言ってたけど、いつも着眼点が着エロとかAVとか、そういう「性」に関する恐怖に怯えてるんだね。着エロやってたんだよね? 着エロってなんなの?

 布地がちっちゃいやつです。

 じゃあ、ほぼ出してんだ。

 局部とかお豆は出してないですよ。

 お豆って下の部分ってこと?

 ……えっ? なんの部分?

 下のお豆は出してないってことでしょ?

 うわ、本当に気持ち悪いですよ……! 今、初めてパーケンさんに40代のセンスを見ましたよ。お豆って言ったら、普通は乳首でしょ!

 いや、普通、お豆って言ったら、下でしょ! 「おまえのお豆ちゃんがこんなに大きく……」とか言うじゃない!

 うへぇー、その台詞、かつて、一度でも言ったことはありますか?

 言ったことはないけど、言っているVHSは見たよ。「おまえのお豆ちゃんが……」。

 やめましょう、ひどいことになっている。格言に戻りましょう。「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。」ハイ!

 つまり、小明ちゃんが選ばなかった危険な道は、必ずエロのほうが出てくる。その危ない道が、岡本太郎さん的には、小明ちゃんの行きたい道なんだよ。

 い、いや、行きたくない……。

 いきたいの? 早くいかせてほしいの? 本当は、小明ちゃんは早くいかせてほしいんだけど、それを焦らされたいから、そういう風に言っているだけで、本当はお豆ちゃんを……。

 ……(レコーダーの音声が途切れている)。

(構成/小明)

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あかり
1985年生まれ。02年、ホットドッグプレスドリームガールズ準グランプリを受賞。サイゾーよりCD「君が笑う、それが僕のしあわせ」発売中。サイゾーテレビ『小明の副作用』出演中。3月30日には公開収録で久々に大阪へ。


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たかはし・けんいち
1971年生まれ。お笑いコンビ・キングオブコメディとして『キングオブコント2010』優勝。愛称はパーケン。サイゾーテレビ『ニコニコキングオブコメディ』出演中。3月30日には、いよいよ42歳になります。


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