サイゾーpremium  > 連載  > CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評  > 『ラブプラス』人気の今こそ立ち上がれ! ...
連載
CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評第3回──GAME編

『ラブプラス』人気の今こそ立ち上がれ! 「ゲーム批評」の再起動のために

+お気に入りに追加

──6ジャンルに渡ってカルチャー批評を行う本連載だが、唯一取りこぼしているジャンルがある。それは、ゲームだ。おおよそ現代カルチャーに興味があれば無視はできないはずのこの領域は、なぜ"批評不毛地帯"のまま進展してきたのだろうか?

1009_loveplus.jpg
ゲームと現実の相似形を見いだせる『ラブプラス』。その続編『ラブプラス+』もヒットを記録している。

 数あるエンターテインメント表現のうちでも最後発のジャンル、コンピュータ・ゲーム。それは、およそ1970年代以降に生まれた世代にとって、マンガやアニメと同等以上に身近で重要な存在である。

 特に、『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』をはじめとする物語RPGがシーンを牽引していた90年代中盤くらいから00年代初頭にかけては、ゲームの批評を確立しようという気運が、ユーザーたちの間にはかなり高まっていた。これはちょうど、玩具の延長としてのスーパーファミコンから、音楽CDのような形状のソフト供給を実現したプレイステーションに主流ハードが移行する時期で、ゲームが映画や文学と遜色のない文化コンテンツとして語れるのではないかという素朴な期待がなされたからである。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2026年11月号

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界
    • 「沼化」するエンタメ業界
    • 膨らみ続けるグラビア市場
    • SNSがつくる「あなたの好み」
    • 映画界ハラスメントの実態
    • ゲーム実況者の高齢化問題
    • PS、ディスク販売廃止の衝撃
    • 私たちは「ドパガキ」なのか
    • AI時代の「生歌」の価値
    • 「ニコ生ホラー」とは何だったのか
    • テクノロジーが広げる学びの未来
    • AI時代のサイバー攻撃
    • リングを彩る美女たち
    • 〈Cosplay beauty〉もちむぎ

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 滝藤賢一、名バイプレイヤーの境地
    • 唯一無二の音楽家・水槽
    • 小八重葵美が得たもの

連載

    • [マルサの女]高橋凛
    • 神保哲生×宮台真司の「TALK ON DEMAND」
    • 萱野稔人と巡る「超・人間学」
    • ドクター苫米地に聞け!
    • 井川意高の天上夜想曲
    • 韮原祐介の匠たちの育成哲学
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • GROOVE SEQUENCE
    • 笹 公人×江森康之の「念力事報」
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」
    • 花くまゆうさく『カストリ漫報』
サイゾーパブリシティ