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第1特集
ウワサの最高益企業「餃子の王将」突撃レポートで探る"強さ"の秘密【3】

え!? ギョーザよりハトが好き? "餃子の王将"大東隆行社長のおちゃめな魅力

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経済誌から男性誌まで、とにかくなんにでも出ちゃいます!!

 00年、子会社の投資の失敗などにより倒産寸前だった王将フードサービスの社長に就任した大東隆行社長。経営を建て直した04年頃から現在まで、コンスタントにメディアで取り上げられている名物社長だ。特にここ数年の露出ぶりは凄まじく、最近も、「週刊ポスト」(3月20日号)や「財界」(5月12日号)、『ワイド!スクランブル』(テレビ朝日、6月11日放映)など、多数の媒体に登場している。

 メディアでの大東社長の自己アピールポイントは、大別して2つある。1つ目は、自分がいかに王将の発展に貢献してきたかについて。それを示す際に多用されるのが、王将がまだ無名だった頃から行っていた、餃子のタダ券配りのエピソードだ。自ら実行隊長として、ライバル店や小学校の校門前、駅構内などで配りまくり、関係各所から叱られまくったという武勇伝を、事あるごとに語っている。そうして泥をかぶった経験が、経営者としての自信につながっているのだろう。

 2つ目は、"庶民派"であること。テレビでは餃子巻きを披露し、雑誌では「社長なんて呼ばれたくない。今でも"おっさん"の感覚ですわ」(「週刊東洋経済」09年5月16日号)、「酒やゴルフなど、社長っぽいことはやらない」(「週刊プレイボーイ」04年3月23日号)と、常に"消費者目線"であることをアピールする。

 ところが、「エコノミスト」(08年12月23日号)では、「(レース鳩を)自宅の鳩舎で300羽ぐらい飼っています。鳩の購入金額は数万円から(中略)上限1000万円ぐらいと決めています」と、鳩への愛を抑えきれなかったのか、ついお大尽ぶりをポロリ。どうでもいいことだが、鳩1羽に1000万円とは、王将の「鶏の唐揚げ」1皿525円と比べると、同じ鳥類でもえらい違いである。

 全国1000店舗を目指し、日夜、メディア出演を続ける大東社長。「エコノミスト」(前出)によれば、休みは年間4~5日だという。その献身的な努力が王将の発展に寄与していることは疑いない。ただ、そこかしこの王将店内で、笑みをたたえる社長の写真入りポスターが貼られているのを見るにつけ、「やっぱりこの人、ただの出たがりなのかも……」という気がしないでもない。


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