【くろは&髙橋七瀬】乙女 たちの官能界隈

――このところSNS界隈で話題の「くすぐり」。たとえば「くすぐり」というキーワードのYouTube検索ボリュームは月間53万回以上で、さまざまな関連動画が人気を博している。ちなみに「グラビア」というキーワードの検索ボリュームは月間45万回程度で、これを凌駕する「くすぐり」は、もはやニッチなジャンルではなく一大カテゴリーと言えそうだ。そんなグイグイきている「くすぐり」に着目した本誌グラビア班が、くろは&髙橋七瀬という人気モデルを迎えて新たな世界線のグラビアに挑戦した。
※検索ボリュームはvidIQ調べ

(写真/日暮圭介)

今年の8月には、くすぐられる姿が美しい女性を決めるコンテスト『ミスくすぐり美人コンテスト2025~きゃはは笑いの美の祭典~』が開催されるなど、ひそかに注目を集めている「くすぐり」。同イベントでは2万円のVIP席のほか一般席も即日完売し、キャパ80名ほどの会場は立ち見も出るほど大盛況だった。ちなみに、このコンテストには複数のグラビアアイドルが参戦。軟体グラビアで人気の比留川マイが、持ち前の柔らかボディを生かした敏感なリアクションで観客のハートを掴み、見事グランプリに輝いた。

今回の本誌グラビア企画では、そんな「くすぐり」をテーマに撮影を敢行。注目を集めているとはいえ、ニッチなテーマだけにくすぐり愛好家にしてくすぐり文化研究家の琥珀りぜ氏(X@lizekohaku)に監修として入ってもらい、“くすぐり×グラビア”という新たな試みをサポートしてもらった。

(写真/日暮圭介)

くすぐり界隈SNS最前線日常に潜む偶然の出会い

――このところYouTubeなどでも「くすぐり動画」をよく見かけるようになりました。
琥珀りぜ(以下、琥珀) 現代においては、XやnoteなどのSNSを通じて、自らのフェチや嗜好を言語化し、発信する動きが活発化しています。中でもくすぐりを主題としたイラストや小説など、二次創作の作品群が広がりを見せており、それに呼応するかのように、くすぐりをめぐるコミュニティも静かに、しかし着実に成長を遂げているように感じます。

(写真/日暮圭介)

とりわけ、SNSや動画コンテンツの影響を受けて、10代20代といった若い世代がくすぐりという感覚に初めて関心を寄せるケースも増加傾向にあります。情報との偶発的な出会いが、内側に潜んでいた感受性や欲求をそっと呼び起こす――そうした瞬間が、日常で使うSNSの中に散在しているのかもしれません。

――SNSにもいろいろありますが、プラットフォームごとの特徴などはありますか?

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2025.10.20 UP DATE

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