サイゾーpremium  > 特集  > エンタメ  > なぜ、ニコ動は“終わって”しまったのか?【2】/懐かしの【ニコ生】番組
第1特集
なぜ、ニコ動は“終わって”しまったのか?【2】

今やYouTubeが主戦場――懐かしのニコ生配信番組4選+近年の2選

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――かつて(限定的に)一世を風靡した配信コンテンツとニコ動以降の流行をピックアップ!

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(絵/しまだたかひろ)

●砂漠化を経て安定期へ
「VOCALOID系」

主なカテゴリタグ/「VOCALOID」など

12年頃にバブル的最盛期を迎え、プロとして楽曲提供も行うボカロPも多く現れたが、ニコ動衰退と共にミリオン再生のヒット曲が少なくなり、曲の「部品」としてレコード会社に小節単位で買い取られるコンペ要員に甘んじている者も多い。17年に米津が投稿した『砂の惑星』も寂れたニコ動とボカロシーンを「砂漠」と評したのでは? と批判されたが、むしろ一個のジャンルへ自立した印象もある。筆者はピノキオPというボカロPのファンだが、YouTubeに移りつつも新作を発表し続けている彼のようなベテランとより若い才能が混淆し、バブル期以上に多様化しているからだ。

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(絵/しまだたかひろ)

●著作権で物議を醸した
「MAD動画系」

主なカテゴリタグ/「アイドルマスター」「東方(Project)」など

元々、MADビデオは台詞を別の音源で吹き替えたり、不意に別の作品のカットが入るものだったが、ニコ動初の公式動画として投稿された対戦格闘ゲーム『豪血寺一族』のPV『レッツゴー!陰陽師』がチープな歌と3Dアニメの冗談PVだったことから、ニコ動の基本形になった。『アイドルマスター』が素材として多用されたのも、3DアニメによるステージPVの加工が容易だったからで、更にFlash動画による自作アニメも加わった。これにネタとネタを組み合わせ、生じたギャップを笑う従来の手法が融合し、爆発的に増殖したが、著作権的に厳しいネタは08年以降、削除対象となった。

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(絵/しまだたかひろ)

●意外に歴史は古い
「実演系」

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