サイゾーpremium  > 連載  > アッシュ・ハドソンのアングラ見聞録【30】/【処方薬でキマる】アメリカ薬物事情

――カメラマン・デザイナー、そして親日家としても知られるアッシュ・ハドソン。そんな彼が自らが体験した日本の“アングラ文化”を詳細にレポート。

1907_P131_unnamed_520.jpg

 一般的にドラッグについて語ることはタブーで(検証や警鐘については本誌で多く扱っているが)、基本は親しい間柄だけで話す話題だ。俺の周囲にいるヤツらもドラッグについてはおおっぴらに語らないし、ましてや中毒だなんて語ることもない。行政だって自分たちのコミュニティでドラッグの問題があることは黙っていたりする。しかし、ドラッグの問題が歴史上、長い間存在していることは周知の事実だ。

 最近アメリカでは処方箋薬のザナックスやメタドンが手軽に入手できることで、乱用者が年々増加している(ザナックスは抗不安薬、メタドンは鎮痛剤)。また、相変わらずエクスタシーやコカイン、クリスタルメス(覚せい剤)なんかのハードドラッグも広く流通しているのが実情だ。俺が思うに、日本もクリスタルメスをやっている人は多い気がするが、アメリカにおけるドラッグ常用者の数は日本の比じゃない。アメリカが日本にも増して、さまざまなプレッシャーや格差社会でストレスを抱えることが一番の原因かと思うが、価格の安さも要因のひとつだ。では、具体的な値段はいくらか。ロサンゼルスでコカインは1グラム約5500円なのに対し、日本では 2万2000円前後。同じく覚せい剤は1グラム約4400円なのに対して、日本ではコカイン同様の価格帯となっていて、日本におけるハードドラッグの価格がいかに高額なのかが一目瞭然だろう。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年10月号

欲望のグラビア学

欲望のグラビア学
    • 【都丸紗也華】とタピオカのモード撮
    • 三代目JSB【ELLY】の七変化
    • 【西村歩乃果】TikToKのアイドルが魅せる
    • 【MC・DK】ヒップホップの筋肉美
    • 奇跡の三十路【森ニーナ】がB-GIRLに!
    • 【100センチバスト】がウケる理由
    • 【撮影会】の元祖は海女さんだった!?
    • 【#MeToo時代】の問うグラビアの是非
    • 【心霊写真】のグラビア的価値とは

大和田南那"青の衝撃"

大和田南那
    • 【大和田南那】20歳目前の美ボディ

NEWS SOURCE

    • 【サイゾー×Fresh!】グラドル発掘
    • 【ラウンドガール】圧巻の美脚!

インタビュー

    • 【中村里帆】──変顔が得意なCM美女
    • 【なみちえ】──藝大JDがラップする理由
    • 【DaichiYamamoto】──京都の新世代ラッパー

連載

    • 表紙/【北向珠夕】33歳に見られたんです。
    • なんとなく、【クリステル】
    • 【リクナビ】内定辞退率が法律違反以上にマズイわけ
    • 【萱野稔人】宇宙生物学と脳の機能から見る人間(前)
    • 高須基仁/年末にブレイクするのは【山里良太と稲垣吾郎】
    • 【盆踊り×SNS】の親和性
    • 世界最強の【麻雀AI】を生んだ中国人研究者
    • 【ライオネル・リッチー】の逆襲
    • 町山智浩/【アメリカン・ファクトリー】中国資本の米工場を追う
    • 【ラグビーW杯】醍醐味はブレークダウン
    • 小原真史「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/笑う全裸監督
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/【さよならミニスカート】を読む娘へ
    • アッシュ・ハドソン「アングラ見聞録」
    • 辛酸なめ子「佳子様偏愛採取録」義
    • ビールと人を作る!【ブルワーを育てるブルワー】
    • 更科修一郎/幽霊、箱の中で覗き込むエロと未来。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』