サイゾーpremium  > 特集  > タブー  > 【働き方改革】芸能事務所の本音
第1特集
芸能界にも吹きすさぶ働き方改革の嵐

芸能界は意外にホワイト? エンタメ業界と働き方改革の齟齬――労基に翻弄される芸能事務所座談会

+お気に入りに追加

――4月中旬、大手芸能事務所3社が労働基準監督署から是正勧告を受けた。芸能界にも働き方改革の波が押し寄せているが、そもそも個人事業主たるタレントを扱う特殊な業種の労働環境を変えるには、なかなか時間と金がかかりそうで……。本稿では業界関係者たちの青息吐息をお届けする。

1906_rouki_01_320.jpg
自身の番組で芸能事務所の働き方改革問題に触れた東山紀之(真ん中)。とはいえ、ジャニーズもやまぬ人材流出や安月給などのブラックな噂があるのだが……。

[座談会参加者]
A…大手芸能事務所デスク
B…中堅芸能事務所チーフマネージャー
C…中堅プロダクション広報

 4月中旬、大手芸能事務所のアミューズ、吉本興業、LDHの3社が相次いで労働基準監督署(以下、労基)から是正勧告を受けていたことが報じられた。そこで今回は、芸能プロダクションで管理職を務める3人に集まってもらい、「芸能界と労基」について、働き方改革に戸惑う本音を大いに語り合ってもらった。

A 今回の報道はどう見ましたか?

C うーん、たぶん気持ちはみんなひとつですよ(笑)。

A メディアも自分たちの働き方が似たようなものだから、あまり厳しい論調では報じていませんでしたね。

B どのツラ下げてって言われちゃうから。テレビだと『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)が少し取り上げてたけど、司会の東山(紀之)さんが締めのコメントで「弊社(ジャニーズ事務所)もしっかりやっていきたいと思います」と言っていて笑ったなぁ。

A 御社こそですよ、ってね。

B そうそう。「あ、取り上げるんだ」って思いましたもん。

C でも今回は大手プロダクションが複数同時に是正勧告を受けたので、報道としてはそれなりに広く知られることになりましたよね。

A 4月の改正労働基準法に合わせた吊るし上げみたいなところもあったし。

B 国のそういう意思表示なんでしょうね。小さい事務所はさておき、この3社さんくらいの規模になると労基に入られるよっていう。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2020年2月号

新しいニッポンのタブー

新しいニッポンのタブー
    • 暴力団だけじゃない【反社】の定義
    • 【山口組分裂】報道の最前線
    • 【嵐】休止後の芸能界にタブーはあるか?
    • 本当の【氷川きよし】論
    • 【社会学者】きーちゃんを苦しめる疑惑フォーマット
    • 【湯山玲子】ミサンドリー時代に合った戦略
    • 【音楽学者】芸能の性別越境を回復する存在に
    • 【丸屋九兵衛】ヒップホップときよしの交差点
    • 【ANARCHY】初期衝動を落とし込んだ映画
    • 【SEEDA】ラッパーの禁忌な生き様を描く
    • 世界の過激な【保守派リーダー】
    • 【元芸人】が政治の世界に進出するワケ
    • 【アナ雪】ステマ問題ほんとの戦犯
    • 時代を先取りする【新・麻薬王】の肖像
    • 【医療観察法】の知られざる実態

川瀬もえ、エロくてキュートで清らかに。

川瀬もえ、エロくてキュートで清らかに。
    • 小悪魔【川瀬もえ】が脱ぐ

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 表紙/華村あすか「イオンで十分なんです」
    • 【桜田茉央】ミスマガ受賞者の箱入り娘
    • 【AV界】期待の新人セクシー下着
    • 【鈴木ふみ奈】タレントと企業のカンケイ
    • 【増田と鷲見】のラブゲーム
    • 【AI】がインターネットを根底から揺さぶる
    • 【五所純子】「ドラッグ・フェミニズム」
    • 【萱野稔人】"殴り合い"はなぜ人間的なのか
    • 機構影響を受けぬ【雪まつり】
    • 【丸屋九兵衛】キアヌ・リーブスを語る
    • 【町山智浩】「リチャード・ジュエル」FBIとマスコミの欺瞞
    • 【薬物事件】をめぐる刑罰と報道の問題点
    • 小原真史の「写真時評」
    • 笹 公人「念力事報」/ゴーンの大脱出
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/「アナと雪の女王」にモヤる理由
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 大手ビールメーカー出身者が【ブルーパブ】を開業
    • 更科修一郎/幽霊、闘争で情念を語る少年マンガ。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』