サイゾーpremium  > 連載  > 西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」  > 『西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」』【45】/祝TBS退社!【いつも宇垣に恋してるッ】
連載
『西国分寺哀の「大丈夫?マイ・フレンド」』【45】

野際陽子に匹敵する逸材?――いつも『宇垣美里』に恋してるッ

+お気に入りに追加

『宇垣美里』

1904_P070_img001_230.jpg

2月5日、TBSアナウンサー宇垣美里が、「アフター6ジャンクション」(TBSラジオ)にて、3月末での退社を発表。「怒りの退社、フルヌード」という報道にも「なるわけねーし。バカか」と言及。怒って脱ぐのはダチョウ倶楽部の竜ちゃんぐらいだよね。(写真/共同通信)

 仕事柄、テレビはわりと見るほうだ。なんなら各局満遍なくチェックしている自負もあった。だがどうやら私は、知らぬ間に「TBSを見ない大人」になってしまったようである。

 ごめん、嘘ついた。正直ドラマは見てるわ。『逃げ恥』とか『大恋愛』とか。泣いたり悶えたりしながら。正確には「TBSのバラエティや情報番組を見ない大人」ということである。 土曜の夜、文字通り8時にテレビの前に集合し「志村うしろ!」と叫んでいたあの頃、まさか自分が 「TBSを見ない大人」になるなんて想像もしていなかった。

 その傾向に気づいたのは、3月末でTBSを退社する宇垣美里アナウンサーの存在である。この娘、私のことを知る第三者がハッキリと言い当てることができるくらい、私が好きなタイプである。にもかかわらず、最近までまったくのノーマークであった。いや、存在は知ってたよ。カワイくて、ブリッ娘で闇キャラの娘でしょ。ちょくちょくネットニュースに取りあげられていたもの。でもね、そこ止まりだった。おじさん、動くウガッキーを見ていなかった。元来、一目惚れをしないタイプの私は、ネットニュースの画像だけでは興味が惹かれなかったのである。やはり人間というのは、見た目、声、話し方、所作等々、そういったすべての要素が合わさって初めて魅力が発揮されると思うのだ。

 では、なぜ彼女の魅力に気づけなかったのか? それは私がTBSの番組を見ていなかったからだ。思い返せば田中みな実も、私が意識しだしたのは、彼女がフリーになって他局の番組に出始めた頃である。

 ここで「私がTBSのバラエティーや情報番組を見ない理由」といったテレビウォッチャーみたいなことを書くつもりはない。それはもう「たまたま」としか言いようがなく、TBSは何ひとつ悪くないからだ。ただ、今言えることは間違いなく「宇垣に出会えてよかったー!」ということである。「地球に生まれてよかったー!」ぐらいのテンションで。これ、織田裕二ね。世界陸上の。TBSつながりで。

 なんにしろ、ウガッキーもフリーになれば他局での露出が増えるわけで、私も「こりゃ春から忙しくなるぞ」(テレビを見るのが)といった心持ちだ。一部でアナウンサーとしての経験が乏しく、タレントとしても厳しいといった声があがっているが、まったくの杞憂である。そもそも本人がアナウンサーというカテゴリーに執着しているわけでもなく、また世間の需要としては、下手なタレントよりも高いと個人的にはにらんでいるからだ。

 その証拠に、ネット検索をしていると、AVなどのエロ画像に女優やアイドルの顔を貼りつけるアイコラ画像にぶちあたることがある。さまざまな有名人のアイコラがアップされているわけだが、中には本物と見紛う精巧なものもあれば、「切り絵か」と思うような雑なものが多いのも事実。その中にあって、ウガッキーのアイコラは比較的レベルが高いものが多い。これは、アイコラ職人の彼女に対する熱量、さらに彼女自身の“どんなエロも乗りこなしてしまう”ポテンシャルの高さによるものだと推測される。そこへきて、本人は「水着にはならない」と宣言。やすやすと大衆のニーズにはこたえない“もったいぶらせ感”を出すあたり、すでに自分の見せ方をわかっていらっしゃる。思わず指を銃の形にして「POW! POW! POW!」と叫んでしまいそうだ。

 先輩である田中みな実は、フリー転身後に自身の心の闇に気づき、それをメディアで吐露しつつ、折り合いをつけてきたあたりから人気に火がついた。その点、ウガッキーは早々に己の闇と向き合ってきたおかげで、すでに折り合いをつけている感じだ。ほかにも元日テレの脊山麻理子アナは、フリー転身後、隠していた“パリピキャラ”をいきなり解禁したため、周囲がついていけず、本人も若干迷走気味となっている。だが、この点においてもウガッキーはすでに自分のキャラを周知させることに成功している。このように、先人がフリー後に通ってきた苦悩や葛藤をすでに消化しているウガッキーに死角はないのである。

 昨今のフリーアナウンサーは、女優業やバラエティもこなすため、もはやタレントと言っても差し支えない。にもかかわらず、視聴者の印象としては“アナウンサー”とカテゴライズされる不思議な存在だ。本来はそれでいいのだが、ウガッキーには、そんな枠に収まらない活躍を期待したい。フリーアナの大先輩・野際陽子が、世間からアナウンサーという印象を完全にかき消し、女優としてその人生をまっとうしたように。そう、宇垣美里は、平成の野際陽子になる逸材なのである。あっ、平成も終わるのか。じゃあ、新野際陽子とかで。新加勢大周みたいな感じでさ。野際陽子も加勢大周もTBSのドラマによく出てたしね。やっぱTBSはドラマやで。

西国分寺哀(にしこくぶんじ・あい)
今後はTBSを意識的にチェックしていくつもりの40代独身男性。すでにフリーで二児の母だけど、元TBSの枡田絵理奈アナウンサーもカワイイよね。


Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年5月号

「情弱ビジネス」のカラクリ

「情弱ビジネス」のカラクリ

佐山彩香が挑む10年目の"新境地"

佐山彩香が挑む10年目の
    • 【佐山彩香】デビュー10周年グラビア

インタビュー

連載

    • 【都丸紗也華】キラキラ系が苦手なんです。
    • 【岸明日香】唐揚げの音で孤独を癒す
    • 【ラウンドガール】男を"オトす"必殺グラビア
    • いつか【ゴマキ】と朝帰りッ
    • 研究者が予言する【ロボット】の平等な未来
    • 高須基仁/追悼【内田裕也】
    • 【東京】に輸入される祭り文化
    • 【シリコンバレー】が中国ベンチャーをパクる日
    • 【ボブ・マーリー】米国人音楽市場の今
    • 町山智浩/【魂のゆくえ】腐敗した教会と牧師の闘争
    • 【経済統計】の不正と偽装で見えた日本経済
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子の「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/さよなら平成、ありがとう平成
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/男が期待するヒロイン像にはハマらない『キャプテン・マーベル』
    • 【白塗り店主】の変なバー
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 元チューバ奏者の【チェコ人】が本場のピルスナーで勝負
    • 伊藤文學/【薔薇族】華々しき"摘発史"
    • 幽霊、過去を裁いて復讐する者たち。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』