サイゾーpremium  > 特集  > 芸能ゴシップ  > 一発屋芸人はなぜ生み出されるのか?【2】/【ナベプロ芸人】がたどる末路

――たくさんの人気者が次から次へと笑われては消えていくのが芸能界。キャラ芸人は、テレビで活躍できる寿命も短いという。

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ワタナベエンターテインメントHPお笑い芸人一覧より

 キャラ芸人の消費のサイクルが加速に加速を重ねる昨今、新人がブレイクすると同時に「いつ消えるのか」などと囁かれるようになった。では、すでに消えてしまった人々は、どうしているのか。主要なナベプロ芸人の足跡を追った。

 まずは波田陽区。04年に「ギター侍」ネタでブレイクした彼の最高月収は2800万円と、まさに一世を風靡したが、やがて没落。子どもの給食費を払うのが難しいほど困窮した。一時はユーチューバーとして活動していたが、評価は散々なもので、投稿も15年9月にストップ……そんな彼の転機になったのは、16年のリオ五輪だ。卓球の銅メダリスト・水谷隼選手と顔が似ていることが指摘され、テレビ番組にたびたび招かれるようになった。現在は地元の福岡在住。この“水谷特需”で「仕事の量が5倍に増えた。給食費も家賃も払える」と語る姿がテレビで確認されている。

 女王様キャラで人気を博した、にしおかすみこはどうだろう。

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