サイゾーpremium  > 連載  > 林賢一の「ライク・ア・トーキングストーン」  > 【押尾学】のカオスな"トークギグ"
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『林賢一の「ライク・ア・トーキングストーン」』【16】

「いい意味で」を連発する【押尾学】の極北な語り口――なんだそれ?なトークギグに潜入!

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――元放送作家で、現在は脚本家として心機一転活動する林賢一が、生のトーク現場に裸一貫突入! 事務所の大看板・古舘伊知郎を始めとした先達たちが繰り広げるトークライブをレポートする。

「押尾学トークギグ2016 in 東京」

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人物:押尾学 日時場所:2016年7月24日 @渋谷DAIA
押尾学を応援してくれたすべてのファンの方へ、本人から直接のメッセージが伝えられるトーク“ライブ”ならぬ、トーク“ギグ”。参加者全員との記念撮影会も実施された。


 トークギグ。しつこいようだが、もう一度確認しよう。「ギグ」である。この「ギグ」とは、元々はジャズマンの間で使われていたスラングで、演奏する場所ごとの契約を指した言葉だったそうだ。小さなライブハウスなどでよく耳にするが、最近ではライブ活動休止宣言した氷室京介が、その4大ドームツアーで「LAST GIGS」と銘打っていたように、現在では“その場限り”という魂がこもった意味合いが強い言葉だとひとまずは定義しておきたい。

 押尾学トークギグ。

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