サイゾーpremium  > 特集  > タブー  > 【音楽関係者】が本当の受賞作品を厳選

――拝啓・日本作曲家協会様。視聴率アップのためにも、納得のいく作品を選出して“出来レース感”を払拭すべく、本誌が選んだ受賞作品をご参考ください。

■日本レコード大賞

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「BRIGHTER DAY」 安室奈美恵

昨年は独立騒動で世間を騒がせた安室奈美恵だが、リリース作品の安定した売り上げ、衰えないカリスマ性、ライブ動員数を見ても、2014年を代表するアーティストであったことは誰もが認めるところ。「バーニングと蜜月の関係にあるライジングだけに、レコ大にノミネートされることはあり得ないよね……」と業界から見られているからこそ、難易度高きウルトラCを執行すべきだったかと。事情を知らない視聴者のお涙はいただけなくとも、業界からのお涙は頂戴できたはず。


■優秀作品賞

「Upside Down」 久保田利伸
「あなたの100の嫌いなところ」 剛力彩芽
「Watch Me」 P.O.P
「グロテスク」 平井 堅 feat. 安室奈美恵
「誰でもロンリー」 YUKI
「夏なんて」 WHITE JAM
「にじいろ」 絢香
「ひまわりの約束」 秦 基博
「BRIGHTER DAY」 安室奈美恵
「ラブサーチライト」 柴咲コウ (作品名50音順)

あらゆる分野において“迷走”の烙印を押されてしまっているソニーだが、10作品中、久保田・剛力・平井・YUKIがソニー勢。剛力は贅沢な広告費による“刷り込み的”受賞かもしれないが、「あそこまで叩かれてもヘコたれず、楽曲を自分のものにしている」という手厚き支持。その「剛力の広告費の1割を久保田に回すべき」と、嘆く関係者もいたが、久保田のアニキは常に前衛的。また、世代を超えて愛される秦基博や絢香、女優業がメインでありながらも積極的にクリエイティブなサウンドに挑む柴咲コウは、音楽的評価が高い。新人勢では若年層を中心に話題となったWHITE JAMが台風の目、上鈴木伯周とタカヒロの双子MCによるP.O.Pはインディーズながら気になる存在と注目されている。

■最優秀新人賞

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片平里菜

“ギタ女”なる言葉が誕生した2014年において、未知なる可能性を放ち続けたのが片平里菜。容姿端麗なルックスが求められ、時代に迎合したキャッチーな楽曲が求められる昨今において、我が道を突き進む姿勢が非常にアーティスティックで、かつ孤高の美女感が、なかなかどうして素晴らしい! と多方面で絶賛の声があがっている。“歌わせられてる”のではなく、“歌いたい”と強く感じさせるひたむきさを買う業界関係者は多い。


■新人賞

片平里菜
當山みれい
浜端ヨウヘイ
武藤彩未
(50音順)

「作詞作曲は当たり前、歌って踊れるアーティスト」が無数にデビューし、そこから頭ひとつ抜きん出るのは非常に困難。かつ、音楽業界低迷による広告費減額で、テレビはおろか、ラジオのエアプレイも獲得できない。そんな中、デジタル配信に力を注ぐ、YouTubeを使用したプロモーション、SNSによるユーザーとのコミュニケーションなど、あの手この手で存在感を発揮した面々が彼ら。「知らない」「来年、消えてそう」と思うのは早合点。

■最優秀歌唱賞

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椎名林檎

「椎名林檎の『勝訴ストリップ』がレコ大で賞を受賞したのは、もはや15年前」と遠い目をしたのは、実に投票に参加した約3割の業界関係者。5年半ぶりの新作に寄せられた期待は大きく、それを裏切らなかった完全無欠のクオリティに満場一致でスタンディングオベーション。「とはいえ、椎名林檎が本物で、大賞受賞の三代目JSBが偽物か、といわれたら、どちらも本物」だそうだが、果たして視聴者はどうとらえるか。


■最優秀アルバム賞

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『飛ばしていくよ』矢野顕子

もともとぶっ飛んだキャラである矢野顕子が「飛ばしていくよ」なんて新作を出すなんてウィットに富んでる──と思ったら、聞いた自分が本当にぶっ飛ばされた、という感想を述べた関係者がいたほど秀逸なアルバム。「石川さゆりの『X-Cross II-』がノミネートされているのに、矢野顕子が選ばれないのは不自然」という声もあったが、レコ大はやはり演歌強し、なのだろうか。


■優秀アルバム賞

『月の指揮者』 広沢タダシ
『10年後この木の下で』 森 恵
『Timeless』 w-inds.
『14章~The message~』 モーニング娘。’14

非常に選出が難しかった優秀アルバム賞部門。ベテランなのか若手なのか、アイドルなのかシンガー・ソングライターなのか──であれば、投票数の多かった各ジャンルから選出した結果が、この4組。「広沢タダシは売れてほしいけど売れてほしくない」「森恵の“できる女感”はエイベックスだと生かされないので移籍すべし」「w-inds.は最も挑戦的姿勢のアイドル」「あれだけ良い曲に恵まれ、歌も踊りも完璧なのにレコ大スルーのモー娘。はかわいそう」と、非常に愛情あふれるコメントがたくさん寄せられた。レコ大事務局のみなさんも、本気で悩んでくださいね。

※「第56回 輝く! 日本レコード大賞」実際の受賞作品は「レコ大」で検索してね!

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