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第1特集
ファッション系メディアの勝者と敗者【2】

パクりサイトから三越伊勢丹が母体の媒体も…良くも悪くも今注目すべきサイトファッション系メディア

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――「honeyee.com」のようなウェブマガジンだけでなく、ひたすら情報を配信するニュースサイトも。ビジネス的に順調なものばかりではないけれど、ここではそれらのコンテンツをざっと紹介しよう。

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高城剛の発言はここから引用!
【1】「honeyee.com」
運営:ハニカム
URL:http://www.honeyee.com/

月間PV数1600万を誇るウェブマガジン。05年、藤原ヒロシ氏らが発起してスタート。13年10月、EC総合商社アラタナが買収。インテリアデザイナーの片山正道氏ら、日本を代表するクリエイターによるブログに強みがある。そのうちの1人である高城剛氏のブログの発言は週刊誌にしばしば取り上げられた。今、旬なヒト・コト・モノを分析した特集記事も人気である。


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女子版はすぐに終了してしまったが……
【2】「HOUYHNHNM」
運営:ライノ
URL:http://www.houyhnhnm.jp/

04年に創刊。商魂たくましい営業スタイルで、記事広告を量産。11年末まで7年間にわたり、ヤフーファッションとコンビを組んで雑誌スタイルの記事コンテンツを掲載し、認知度を上げた。ブランドスタッフによるブログは、服飾系専門学生あたりに人気か。11年にガーリーなモードスタイルを提案する「GIRL.Houyhnhnm」も立ち上がったが、そちらは約1年で終了してしまった。


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3000万円超の時計も紹介!
【3】「OPENERS」
運営:七洋
URL:http://openers.jp/

06年に創刊したウェブマガジン。写真や文章のクオリティは決して低くはないものの、タイアップ感丸出しの記事が目立ち、全体的に広告代理店臭が強い。1本3000万円を超えるラグジュアリーすぎる時計を紹介したりするけれど、実際に買う読者はどれほどいるのか……。とにかくアッパー層に向けた記事が多く、ファッションを純粋に愛する若者層がターゲットでないのは確か。


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全国各地のイベントをフォロー
【4】「Fashionsnap.com」
運営:レコオーランド
URL:http://www.fashionsnap.com/

05年設立。ファッション関連の情報を、とにかく多く、とにかく速く配信するニュースサイト。セミプロの記者を多く抱え、全国各地のファッション・イベントやコレクションなどの情報をくまなくフォロー。また、ストリートスナップはほぼ毎日更新され、原宿村の奇抜なボーイズ&ガールズが登場する。彼らにとっては、本メディアに掲載されることが一種のステータスになっている模様。



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