連載
キングオブコメディ・高橋健一とアイドルライター・小明の「卑屈の国の格言録」第1回

執念でアイドルを続ける女と、明確な目標のない芸人が語る「格言なんて、ぶっちゃけ結果論」

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どんなに立派なお言葉も、決して素直に受け取らない卑屈家が2人。そのこじれた思考に、偉人たちの格言を浴びせてみると……?

今月の格言

明確な目標を定めたあとは、執念だ。ひらめきも執念から生まれる。

安藤百福(あんどう・ももふく)
1910年台湾生まれ。日清食品株式会社創業者。世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」および「カップヌードル」の開発者として世界の食文化に大きな影響を与えた。2007年、満96歳没。

 せっかくの新連載なのに私ひとりじゃないんだ……やっぱりアレですか、知名度もないし華もないしみたいな、そういうことですか。クッソ! あ、パーケンさんよろしくお願いします!

 気まずいなぁ、私にだってそんなもんないよ!

 とりあえず、この連載は2人で世の中にある格言について学んでいくみたいですよ。今回は「明確な目標を定めたあとは、執念だ。ひらめきも執念から生まれる。」っていう、カップヌードルを開発した安藤百福さんの言葉だそうです。

 小明ちゃんは、今は執念だよね。ゾンビの格好してでも売れたいとか、実家に帰ればいいのに、聞いたこともない過疎地に引越してまで続けたいとかさ。今、地獄みたいな生活でしょ?

 え? いや、全然そこまでじゃないですけど……。

 いやいや地獄ですよ。この世界やってたら、売れなきゃ地獄。ギャンブルなところもありますし。

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