サイゾーpremium  > 特集  > 消極的な暴力なら逮捕されない!? 弁護士...

──9・11の反原発デモでは11名が公務執行妨害罪で逮捕されたわけだが、そもそも誰に何をしたら公務の執行を妨害したことになる? その境界線について、弁護士に話を訊いた。

1111_koumu1_.jpg
『公安化するニッポン―実はあなたも狙われている』(WAVE出版)。

 公務執行妨害罪は、刑法第95条に「公務員が職務を執行するに当たり、これに対して暴行又は脅迫を加えた者は、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する」と規定されている。では、私たちがどんな行動をしたら、その罪に問われるのか? 刑事事件に詳しい弁護士の長谷川裕雅氏は、こう話す。

「暴行に関しては、積極的に公務に向けられていないと公務執行妨害にはなりません。逮捕されそうになり、逃げる途中で警察官を殴ったら公務執行妨害ですが、警察官につかまれた腕を振りほどくといった消極的な暴力であれば、公務執行妨害罪は成立しないといわれています」

 しかし、暴行が公務員の身体に直接向けられていなくても、該当するケースがあるそう。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2026年11月号

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界

ドーパミン時代の沼化するエンタメ業界
    • 「沼化」するエンタメ業界
    • 膨らみ続けるグラビア市場
    • SNSがつくる「あなたの好み」
    • 映画界ハラスメントの実態
    • ゲーム実況者の高齢化問題
    • PS、ディスク販売廃止の衝撃
    • 私たちは「ドパガキ」なのか
    • AI時代の「生歌」の価値
    • 「ニコ生ホラー」とは何だったのか
    • テクノロジーが広げる学びの未来
    • AI時代のサイバー攻撃
    • リングを彩る美女たち
    • 〈Cosplay beauty〉もちむぎ

NEWS SOURCE

インタビュー

    • 滝藤賢一、名バイプレイヤーの境地
    • 唯一無二の音楽家・水槽
    • 小八重葵美が得たもの

連載

    • [マルサの女]高橋凛
    • 神保哲生×宮台真司の「TALK ON DEMAND」
    • 萱野稔人と巡る「超・人間学」
    • ドクター苫米地に聞け!
    • 井川意高の天上夜想曲
    • 韮原祐介の匠たちの育成哲学
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • GROOVE SEQUENCE
    • 笹 公人×江森康之の「念力事報」
    • 町山智浩の「映画でわかるアメリカがわかる」
    • 花くまゆうさく『カストリ漫報』
サイゾーパブリシティ