サイゾーpremium  > 特集  > [鼎談]富田克也×開沼 博×磯部 涼ーー...
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写真は、山梨を拠点に活動する田我流演じる日本人ラッパー(上)と、対立するブラジル人ラッパー(下)。(c)KUZOKU

──甲府を舞台にした『サウダーヂ』という一本の映画が間もなく公開される。崩壊寸前の土木業、ブラジル人労働者、ドラッグへの逃避……劇中のそんな風景に絶望を味わうのは、私たちが避けてきた"地方"の姿が暴かれているからだ。その実体について、この3人が迫る!

 空洞化する地方都市・甲府の真実に迫った話題の映画『サウダーヂ』。そこに描かれた人々の姿を切り口に、監督である富田克也氏と、『「フクシマ」論』(青土社)で中央と地方のコロニアルな構造に迫った開沼博氏、若者のストリートカルチャーに造詣の深い音楽ライター・磯部涼氏の3人に、地方都市の現状について語り合ってもらった。今、地方に巣くう〈絶望〉の正体とは、いったいなんなのか!?



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