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政治部記者が語る新総理のスネの傷

どじょう宰相・野田佳彦が抱える時限爆弾──民主党崩壊のカウントダウンか?

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野田佳彦首相の『民主の敵―政権交代に大義あり 』(新潮新書)。

 ついに退陣した菅政権の後を受け、いよいよ始動した野田新政権。「どじょう」演説で庶民派をアピールし、「ノーサイド」宣言で挙党一致を訴えたが、果たして新生民主党の誕生となるのか、それとも終わりの始まりなのか──。大手紙政治部デスク(A)、大手紙政治部記者(B)、民放政治部記者(C)が、禍根を残した代表選の内幕と共に、野田新首相の「どじょう」イメージとはかけ離れた素顔を明かしてくれた。

A 8月29日の民主党代表選は、海江田万里を当選確実とした新聞・テレビの予想を裏切り、一時は泡沫候補だった野田佳彦が、まさかの逆転勝利を収めたね。

B 海江田を推す小沢一郎グループが握っていた票は、過半数の「200」。1度目の投票で当選を狙うと小沢たちが豪語したのを、こちらも真に受けてしまった。前夜の野田陣営の決起集会に集まったのはわずか50人。劣勢は歴然だったはずだが、翌29日朝、野田陣営から内々に「10票差でうちが勝つよ」と伝えられ、絶句したよ。朝刊で「海江田勝利」を打った直後だからね。一夜のうちに「2位・3位連合」が出来上がったんだ。

C 第一の勝因は、海江田という「タマ」が悪かったと散々言われましたね。

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