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萱野稔人の"超"現代哲学講座 第4回

政権交代は経済成長の行き止まりが原因!? 成熟社会で存在感を増すルール

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第4回テーマ
「国家と市場の関係の転換」

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[今月の副読本]
『定常型社会 新しい「豊かさ」の構想』

広井良典/岩波新書(01年)/735円
日本でいちはやく成熟社会の到来をとらえ、経済成長に変わる「価値」の追及、そして展望される可能性を提示した一冊。成熟期にある現在の日本社会を考えるための古典でもある。


 このところ、「成熟社会」という言葉をよく耳にするようになりました。この成熟社会の現実も「概念によるルール策定」という哲学の問題と無関係ではありません。といっても「成熟社会」という言葉を聞きなれない人もいるかもしれません。「成熟社会」というのは、一言でいえば、経済が成熟化した社会のことです。つまり、電気製品や自動車、住宅といった耐久消費財が社会の中に広く行き渡り、もはや市場経済がなかなか拡大できなくなった社会のことですね。

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