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町山智浩の「映画がわかる アメリカがわかる」 第6回

大絶賛『ジュノ』はチト過大評価されすぎ

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【今月の映画】

『JUNO/ジュノ』
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女子高生ジュノ(エレン・ペイジ)は、クラスメイトの男子ポーリーと関係を持ったことで、予想外の妊娠。生まれてくる赤ちゃんのために、完璧な両親を探そうとするが......。本年度のアカデミー賞では主要4部門にノミネートされ、最優秀脚本賞を受賞。アメリカでは昨年12月に公開し、すでに興行収入1億ドルを突破した大ヒット作。
監督/ジェイソン・ライトマン 脚本/ディアブロ・コディ 出演/エレン・ペイジ、マイケル・セラ、ジェニファー・ガーナーほか 配給/20世紀フォックス映画
日本では、6月、シャンテシネほか全国ロードショー

 今年のアカデミー賞授賞式で、最優秀オリジナル脚本賞を受け取ったディアブロ・コディ(29歳)は、原始人の毛皮みたいな豹柄のガウンをひらめかせてステージに上がった。真っ黒なボブにGOTHメイク、オスカーを握った腕には手足をロープで縛られたビキニの美女のタトゥーが。セレブの祭典に間違って紛れ込んだ、場末のストリッパーにしか見えないが、実際、彼女はつい3年ほど前までミネソタのストリップ・バーで踊っていたのだ。

 コディはストリッパーの日常をブログに書き、それが出版エージェントの目に留まり、彼の勧めで書いたシナリオ処女作『JUNO/ジュノ』で、いきなりアカデミー賞に輝いた。またひとつのアメリカン・ドリームの誕生だ。

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