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第1特集
おじさんウケを狙い、普通の女を見下す

正体はネオリベフェミニスト! 「鉄の女」高市早苗を徹底解剖

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――先の自民党総裁選で注目度が急上昇した感がある高市早苗氏。結果的に敗れたものの、「初の女性総理になるのでは」とささやかれ、その後の衆院選では選挙区で圧勝した。ただ、夫婦別姓、女系天皇、同性婚、クオータ制に反対してきた保守派でもある。そんな話題の政治家を、ジェンダー&フェミニズムの視点でメッタ斬り!

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(絵/河合 寛)

女性差別、年齢差別も……
高市早苗のジェンダー“不平等”発言
――夫婦別姓反対をはじめ保守的なジェンダー政策を唱えてきた高市氏。過去の雑誌取材では、こんなトンデモ発言をしていた。

「最初アメリカっていい国だと思ったの。 すごいポストで女がバリバリやって。でもやっぱり痛みはみんな感じてて」
「CLASSY.」1992年4月号
「いまは女であることをウリにしようって決心」「男の土俵を侵蝕することに力を使うより、女のほうが強い部分で先に実績作って評価得てから言わないと」とも。米国帰りの政治評論家でも、当時はこれが精いっぱいだった!?

「(舛添要一は)私が断ったら、すぐに下村満子さんを口説いたりしてたから、『あ、私と下村さんは一緒なんだ。ふーん』と思った(爆笑)」
「週刊現代」1992年9月19日号
このとき、高市氏31歳、下村氏54歳。「爆笑」って、年齢差別では? 現在60歳となった高市氏。総裁選では「安倍さんと近いオバサン」を自称し、「ニッポンの母ちゃん」を目指すと発言した。認識とセンス、全然変わっていない。

「彼女(野田聖子)のフェロモンと福島瑞穂さんや田嶋陽子さんのラディカルとが共闘すると手ごわいんですよ(笑)」
「諸君」2002年3月号
「野田氏が夫婦別姓を主張するようになって男性議員が転向している」という流れからの一言。先輩議員であり、当時、実績や知名度も優っていた野田氏に対して、色仕掛けを使っていると言わんばかりの女性差別発言である。

「男性に一歩譲ることに快感を覚えることだって我々女性にはあるんですよ」
「諸君」2002年3月号
「『何がなんでも男女平等』と唱えるのもナンセンス」とも。男女共同参画推進に関する話題で、突然こんなカビ臭い情緒の話を持ち出して論点ずらし。よしんば「男性に一歩譲ることが快感」なら、その理由を考えるべきだろう。

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