サイゾーpremium  > インタビュー  > 【ASOBOiSM】歌もラップも操る才女は、昼は企業の人事!?
インタビュー
自分の内側吐き出す、ポップでクールなラッパー!

【ASOBOiSM】昼はOL、以降は音楽活動で利益を得る――街で噂の才女が提唱する“イズム”

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――近頃よく耳にするその名前。とことんポップなのに、それでいて超絶クール。緊急事態宣言で遊ベナイズムが続くのであれば、彼女のサウンドで遊ボイズムされてみようか。

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(写真/若原瑞昌・D-CORD)

 現在、OLとして平日週5日勤務をこなしながらアーティスト活動を続けるASOBOiSM。どこかミステリアスな印象を受ける彼女は、もともと“たなま”という名義でシンガー・ソングライターとして活動していた。「たなま時代は、頭のてっぺんから声を出して『ありがとうございますぅ!』って対応していたんです。ライブが終わると、物販スペースに並び、自分らしくない自分を演じる。そこで無理することもありました。『なんで音楽を売るために、媚びも売らなきゃいけないんだろう』って」と、当時の苦々しい気持ちを明かす。

「かわいくないとウケない。でも、かわいくて歌がうまい子はいっぱいいる。爪痕は残したいけど、どうすればいいかわからない。そこから抜け出したいのに、逆にどんどん埋もれていく自分に焦りを感じていました」

 一時は全国流通でCDをリリースするも、結果は芳しくなかった。そんなときに、彼女が出会った表現方法がラップだった。

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