サイゾーpremium  > 特集  > 社会問題  > 高畑充希がクリアアサヒで失敗したワケ
第1特集
サイゾーPremium 特別企画「今こそ“食”を考える」

新CM女王・高畑充希がケンタッキーで成功し、クリアアサヒで失敗したワケ

+お気に入りに追加
2007_takahashi_520.jpg
(写真/Jun Sato・「GettyImages」より)

 高畑充希がケンタッキーをV字回復させた――。

 5月、コロナ禍の外食産業には珍しく明るいニュースが舞い込んだ。日本KFCホールディングスが発表した2020年3月期決算の営業利益は前年に比べて116.9%増。要因のひとつとしてあげられたのは原価率の改善や、500円ランチ導入といった低価格化。クリスマスのような特別な日以外にもケンタッキーを日常利用してもらうイメージ戦略に成功した格好だ。

 そしてそんな新たなケンタッキー像をお茶の間に定着させた立役者が、俳優の高畑充希だ。高畑がCMに起用されたのは2018年6月。CM放映から業績は右肩上がりで「今日、ケンタッキーにしない?」のキャッチコピーと一緒にケンタッキーは生まれ変わったとも見られている。

 これはマスコミや広告業界としても嬉しい話題だろう。録画や動画メディアでの視聴が増えたことにより、リアルタイムでテレビが観られることが少なくなってきているとはいえ、まだテレビCMには企業をV字回復させるだけの訴求力があり、それだけ大きな金も動くことを証明したとも言える。当然、タレントにとっても最も美味しい仕事となる。

 無論、そこで重要になるのがタレントの“イメージ”だろう。この言葉、実に抽象的だが、実際にそのイメージの良し悪し、あるいは商品に見合うか否かはCMを作るさまざまな過程で議論される。特に食品系CMに出るタレントはその業界で息が長く活躍できるというが、こうしたタレントのキャスティングには一体どのようなやり取りが繰り広げられているのだろうか?

「まず高畑充希の起用例を見ると、ファーストフードのCMは単純にターゲット層への印象が良い人が当てはまります。高畑は、若者向けファッション誌に引っ張りだこで連ドラの主役も張る一方、NHK朝ドラ『とと姉ちゃん』に主演していることから主婦層からの支持も高い。単身者向けの商品でも、ファミリー向けの商品でも訴求できるというのは強いですね。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2020年12月号

ドラッグの教科書

ドラッグの教科書
    • 【薬物四法】の成立秘話
    • 【日米マリファナ】最新(裏)事情
    • 【大麻と人種】に迫るドキュメンタリー
    • 【舐達麻】がブチかます大麻論
    • 【幻覚剤】の医学的研究
    • 【ミッドナイト・ゴスペル】の見方
    • 【米ラッパー界】ドラッグ最新事情
    • 【元売人トリオ】と契約したエミネム
    • 【ドラッグ表現】の最前線
    • 【満州アヘンスクワッド】麻薬と昭和
    • 【人類とドラッグ】の1万年史
    • 【アンサングシンデレラ】薬剤師はどう見たか
    • 【処方薬】に蝕まれる日米社会
    • 【大麻成分CBD】のグレーゾーン
    • 【CBD】がよくわかるブックガイド
    • 【緊急避妊薬】と堕胎利権
    • 【ピル市販】海外の実態
    • 【サイケデリックス】と宗教的体験
    • マンガの【トンデモドラッグ描写】
    • 【シャブとサウナ】都市伝説を徹底調査

「佐藤あいり」気鋭の女優の美しきボディ

「佐藤あいり」気鋭の女優の美しきボディ
    • 【佐藤あいり】気鋭の女優の美しきボディ

NEWS SOURCE

インタビュー

連載