サイゾーpremium  > 連載  > 友清哲のビールの怪人【9】/ニコタマに地ビールを!【ママ友】たちの挑戦

――すべてのビール党に捧ぐ、読むほどに酩酊する個性豊かな紳士録。

1903_IMGP4223_300.jpg
玉川高島屋の裏手、柳小路の一角に誕生したふたこビール醸造所。去る2月5日(ふたこの日)は運営母体であるふたこ麦麦公社の設立4周年記念日だった。

 夕食の買い出しをする前に、駅前の飲み屋に集まって軽く1杯。誰からともなく「夕暮れ女子会」と名付けられた、二子玉川界隈のママ友たちのコミュニティから誕生したのが、「ふたこビール」である。

「ある時、この街でどんなことをやりたいか、プレゼンする機会がありました。そこで夕暮れ女子会で話し合ったところ、『二子玉川に足りないのはゆるキャラと地ビールだよね』と話題にあがったことから、地ビールをつくろうという機運が高まったんです」

 そう語るのは、昨年11月末に「ふたこビール醸造所」をオープンさせたばかりの市原尚子さんだ。

「正直、最初は遊び半分のアイデアでした。でも、地域のコミュニティでプレゼンさせてもらったところ、思いのほか好評をいただいて、その気になってしまったんです」

 二子玉川といえば、多摩川沿いの高級住宅街として知られる土地柄。再開発によって大型ショッピングモール「二子玉川ライズ」が誕生し、最近では楽天が本社を移転したことでいっそう活況を呈している。

 そんなニコタマで地ビールを造ろうというのは、確かにロマンのある計画である。市原さんはさっそく、ママ友仲間で現在はふたこビールの副代表を務める小林結花さんと共に、ブルワリーめぐりをスタート。

「ビールについての知識が乏しかったので、行く先々で初歩的な質問ばかり繰り返し、あきれられてしまうことも少なくありませんでした」

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2020年2月号

新しいニッポンのタブー

新しいニッポンのタブー

川瀬もえ、エロくてキュートで清らかに。

川瀬もえ、エロくてキュートで清らかに。
    • 小悪魔【川瀬もえ】が脱ぐ

インタビュー

連載

    • 表紙/華村あすか「イオンで十分なんです」
    • 【桜田茉央】ミスマガ受賞者の箱入り娘
    • 【AV界】期待の新人セクシー下着
    • 【鈴木ふみ奈】タレントと企業のカンケイ
    • 【増田と鷲見】のラブゲーム
    • 【AI】がインターネットを根底から揺さぶる
    • 【五所純子】「ドラッグ・フェミニズム」
    • 【萱野稔人】"殴り合い"はなぜ人間的なのか
    • 機構影響を受けぬ【雪まつり】
    • 【丸屋九兵衛】キアヌ・リーブスを語る
    • 【町山智浩】「リチャード・ジュエル」FBIとマスコミの欺瞞
    • 【薬物事件】をめぐる刑罰と報道の問題点
    • 小原真史の「写真時評」
    • 笹 公人「念力事報」/ゴーンの大脱出
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/「アナと雪の女王」にモヤる理由
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 大手ビールメーカー出身者が【ブルーパブ】を開業
    • 更科修一郎/幽霊、闘争で情念を語る少年マンガ。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』