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大石始のマツリ・フューチャリズム【27】

DJ KOOが盆踊りのアイコンに!――EZ DO “BON” DANCE爆誕

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――21世紀型盆踊り・マツリの現在をあらゆる角度から紐解く!

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TRFは〈TK RAVE FACTORY〉の略であることは周知の事実。近年、盆踊りは「下町のレイブ」とも言われていることから、TRFの楽曲が採用されるのも、至って自然な流れなのである。

 2020年の東京オリンピック開催に向け、盆踊りを取り巻く動きが慌ただしくなってきている。先ごろ、「盆踊りとラジオ体操で東京五輪を盛り上げよう」という議員連盟が設立され、外務省に協力を要請したことが話題となったが、盆踊りをひとつのコンテンツとして利用していく試みが各所で盛んになっているのだ。そうした中で新たな振り付けが考案された、2020年度版の「東京五輪音頭」が各所でアピールされているほか、近年のリヴァイバルの後押しもあって、荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」は各地の盆踊りの舞台で大爆発。筆者のもとにも例年以上に盆踊り関連の問い合わせが多く、東京オリンピックに向けて一種の盆踊りブームが過熱しつつあることを実感している。

 また、盆踊り・祭り要素を盛り込んだテレビCMも盛んにオンエア中だ。白石麻衣(乃木坂46)と東京スカパラダイスオーケストラがコラボした祭り感満載な「キリン 氷結 300%レモン」や、役所広司とDJ KOO(TRF)らが盆踊り空間の中で共演した「サマージャンボ宝くじ」が繰り返し放送されていることは、みなさんもご存じだろう。

 とても興味深いのは、そのDJ KOOが、東京オリンピック直前の今、盆踊りのアイコンとしてプッシュされ始めているということ。7月5~8日にかけてフランスのパリで開催された「JAPAN EXPO」ではTRFの代表曲である「BOY MEETS GIRL」の盆ダンス・リミックスが発表され、DJ KOOも出演。また、前回の当連載でも取り上げた「アキバ・カルチャーの祭典」である「神田明神 納涼祭り」(東京都千代田区)ではDJ KOOの出演が発表されたほか、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅがかかる盆踊りとして人気を集めている「中野駅前 大盆踊り大会」(東京都中野区)では、今年からTRF「EZ DO DANCE」が盆踊りに組み込まれることに。実行委員長を務める鳳蝶美成(日本民踊鳳蝶流家元師範)によるオリジナルの盆踊り用振り付けも考案された。

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