サイゾーpremium  > 特集  > タブー  > 裏原系の立役者たちは今、何をしているのか?/【裏原系】人脈のその後
第1特集
裏原系の立役者たちは今、何をしているのか?【1】

エイプ、アンダーカバー、ネイバーフッド……NIGOと藤原ヒロシは没落? “裏原系”人脈のその後と現在

+お気に入りに追加

――約20年前、一世を風靡した“裏原系”ファッション。だが、その人気はやがて衰え、11年には代表ブランドであるア・ベイシング・エイプが香港のアパレル企業に買収された。ほかにも数多くのブランドが姿を消していったが、現在、あのブームの立役者たちは何をしているのか――。裏原系版「あの人は今」!

1711_P060-063_photo01_230.jpg
エイプのロゴを手がけたスケートシングがデザイナーを務めるC.Eのホームページ。

 90年代、“裏原系”というムーブメントがファッション界を席巻した。裏原(裏原宿)とは、原宿駅から見て明治通りの先にある原宿通りや渋谷川遊歩道一帯を指す。当時、竹下通りや表参道と比べて賃料が安く、若者が出店するには都合のよい場所だった。

 裏原系ショップの先駆けは、ア・ベイシング・エイプ(以下、エイプ。93年設立)のNIGO(本名・長尾智明)と、アンダーカバー(89年設立)の高橋盾(通称・ジョニオ)が93年にオープンしたノーウェアといわれる。この出店をサポートしたのが、グッドイナフ(90年設立)の藤原ヒロシだ。なお、「NIGO」という名前は、彼の顔が藤原に似ていたことからついた「藤原ヒロシ2号」という愛称が元になっている。

 このノーウェアの人気に火がつくと、ネイバーフッド、バウンティーハンター、ヘクティク、ソフ、デビロック、ナンバーナイン、リボルバーといったブランドが次々に誕生し、90年代末に裏原系ブームはピークを迎える。これらのブランドは、Tシャツ1枚が6000円以上するなど高額だったが、新作の発売日には開店前から大行列ができ、即完売&即転売されてプレミアがつくのが常であった。

 しかし、00年代に入ると裏原系ブランドは勢いを失い、多くが人知れず姿を消した。11年にはエイプを展開するノーウェアが香港のアパレル企業、I.Tに売却され(このときノーウェアは、約43億円もの負債を抱えていた)、13年にNIGOがエイプのクリエイティブディレクターを退任。もはや裏原系は終わったとされるが、本稿ではブランド関係者たちの“その後”を追ってみたい。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2019年8月号

中韓エンタメ(禁)大全

中韓エンタメ(禁)大全

韓国人気モデル「ジェナ」日本初セクシー

韓国人気モデル「ジェナ」日本初セクシー
    • 【ジェナ】韓国の美モデル参上

インタビュー

連載

    • 【小倉優香】韓国の友達が多いんです。
    • 【日向カリーナ】ブラジル系モデルの古風な一面
    • 愛しさと、切なさと、【熊田曜子と】
    • スマホとSNS以降の【ネットの未来】
    • 【安藤寿康】人間は"教育"によって生かされている(前)
    • 高須基仁/【反社】との交際くらいで騒ぐな!
    • 己の殻を破る【ギャル】が祭に集う
    • 中国【ファッションアプリ】の裏事情
    • 【Lil Nas X】栄光と挫折と突然の告白
    • 町山智浩/【トム・オブ・フィンランド】ゲイ・カルチャーの革命家
    • 医師と大手メディアと【製薬会社】の利益相反
    • 小原真史の「写真時評」
    • 五所純子「ドラッグ・フェミニズム」
    • 笹 公人「念力事報」/闇営業物語
    • おたけ・デニス上野・アントニーの「アダルトグッズ博物館」
    • 稲田豊史/『ホットギミック』"鈍い女"がモテる理由
    • LAのDJが懐古する【90年代のクラブシーン】
    • 辛酸なめ子の「佳子様偏愛採取録」
    • 【都市計画】のスペシャリストがビールで街を盛り上げる!
    • 幽霊、殺されても咎人となるニート。
    • 『花くまゆうさくの「カストリ漫報」』