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第1特集
古都と天皇と宗教を結ぶ点と線【2】

宗教的にはハズせない? 商売の神様・伏見稲荷大社の魅力

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『伏見稲荷大社』(淡交社)

 世界的に人気のある京都市の伏見区にある伏見稲荷大社。「そんなところ修学旅行で行かなかった」という向きも多いだろうが、京都人にとっては古くからの信仰の場として親しまれてきた。その伏見稲荷が世界から観光客を集めるようになったきっかけとして、2005年に公開されたハリウッド映画「SAYURI」のロケ地として使われたことが大きい。

 この伏見稲荷大社を特別な場所としているのは、なんといっても、延々と連なる朱色の千本鳥居だろう。寄贈した人の名前が刻まれているこの鳥居は、この大社に約1万基あるといわれ、その一本一本が、伏見稲荷がその総本山である「稲荷神」への信仰の証である。「お稲荷さん」としても親しまれる稲荷神は、食物、農業、商業などの神であり、白い狐を使いとすることでも知られる。

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