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彼女の耳の穴【15】

【武藤彩未】カラオケで80'sアイドルを熱唱しています。

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──耳は口ほどにモノを言う。教えて、あなたの好きな音!

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(写真/三浦太輔 go relax E more)

Touching song

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松田聖子
『メディテーション』
1983年に発売された松田聖子の7thアルバム『ユートピア』の最後を飾る1曲。作詞は松本隆が担当、作曲は今井美樹への楽曲提供でも知られる上田知華が担当している。


 現代の音楽が苦手なんです。父親が元騎手で引退後も馬の調教師をしているんですね。私が小学校3年生までは、お馬さんがいる厩舎の隣が自宅でした。お父さんは朝3時に起きるから、私たちも自然と寝るのが早くなるし、物音を立てられなくて。テレビがついていることもほとんどなく、音楽がOKだったのも移動中のクルマの中かカラオケの時だけ。だから当時の私にとっては、音楽=「家族と一緒に聞くもの」でした。家の周りは緑ばっかりでジャングルみたいでしたし、小学校の友達はゲームセンターで遊んだりしていましたけど、私は弟と虫捕りに行ったりするのが楽しくて楽しくて。原点ですね、私の。

 音楽OKな時によく流れていたのが、母親が大好きだった松田聖子さんの曲でした。お母さんは聖子さんのファンクラブに入るほどの大ファンだったので、コンサートに連れて行ってもらったりしているうちに私も大好きになって。

 なので、松田聖子さんと80'sの楽曲が私の原点だと思います。高校生になってカラオケに行くようになっても、友達がYUIさんや西野カナさんを歌う中、私が選ぶのはやはり聖子さん。聖子さんが偉大だなあと感じるのは、現代の音楽が好きな友達でも、当時大ヒットしたシングル曲の「赤いスイートピー」は知ってるんですよね。

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