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浦和レッズ人種差別横断幕問題だけでない応援団問題

新体制中日ドラゴンズ!ホームでもアウェイでも 応援団不在の黒い理由

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MEMO『中日ドラゴンズ』
中日新聞を親会社に持つセ・リーグの老舗球団。名古屋に本拠地を構え、地元愛知を中心に熱狂的なファンを抱える。今季からは正捕手・谷繁元信が選手兼任監督、かつての監督・落合博満がGMに就任。

 3月28日、プロ野球2014年シーズンが開幕。楽天イーグルス・田中将大のMLB挑戦などオフも話題の多かった球界だが、その陰で、中日ドラゴンズに大問題が生じていた。

 プロ野球の試合には、外野席で応援のリードを取る応援団がいる。中日にも6つの私設応援団があり、一般社団法人・全国中日ドラゴンズ私設応援団連合の取りまとめの下、全国で活動してきた。それが今、6団体すべての応援活動が許可保留あるいは不許可状態となっている。開幕から現在まで、ホームであるナゴヤドームでも他球場でも、中日側は応援団不在の状況が続いているのだ。

 この処分は急に下されたわけではない。08年、「名古屋白龍會」と「全国竜心連合」に対しNPBから、暴力団関係者との付き合いを隠していたとして前者の主要メンバーにチケット販売拒否、後者にも応援不許可の通達がなされた。2団体はこれを不服とし提訴したが、今年2月14日、最高裁は応援団側の上告を棄却し、NPBの全面勝訴が確定。前出の応援団連合は2団体を支援し続けてきたことから、今年1月、加盟する他4団体に対しても特別応援許可の保留が言い渡されたというわけだ。

 そうしてトランペットや太鼓等も横断幕もなく、応援歌も歌われない異常事態が進行している。

「オールスター明けを目処に公設応援団が作られるという話があるが、私設応援団への許可がすんなりいかないことは予測できたし、球団はもっと早く対策を講じられたはず。以前から中日の球団経営は殿様商売と言われ、相変わらずなファンサービス軽視の態度に現場からの批判も強い」(野球記者)

 新体制に期待される今季、出鼻をくじかれたことは確かだろう。

(編集部)

実は08年から続く中日応援団問題

阪神タイガース応援団員で山口組系幹部であった人物による恐喝事件などをきっかけに、05年より日本野球機構(NPB)は「試合観戦契約約款」および「特別応援許可規程」を設定。暴力団関係者への入場券販売拒否を定め、暴力団と関係する応援団にも同様の対応を取るとされた。また、応援団は許可申請書の提出が義務付けられた。

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